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婚約指輪【東京雑学研究会編】
- 婚約にも結婚にも指輪はつきものだ。贈られると、「心臓につながっている」とされる左の薬指にはめるのが習慣だ。では、婚約指輪を贈り合うのはどうしてなのか。
婚約指輪の習慣は、ローマ時代に始まったものらしい。古代ローマの風習で、商売などの契約を交わしたとき、お互いの指輪を交換するならわしがあったという。やがて約束の履行を誓約するしるしとして、男性から女性に「認証指輪」を贈ったのだ。結婚の誓約書のかわりだと考えればわかりやすい。
この指輪には、「家政、家財一切を取り仕切る権利を与える」という意味があったという。指輪が「権威、愛、結婚のシンボル」とされているのも、そのためである。
一方、「バビロニア神話」における愛と豊饒の女神イシュタルが、左手に指輪をはめていることから、婚約指輪に「多産・豊饒」の祈りをこめたとも解釈できる。
なお、婚約指輪にダイヤモンドを贈るのは一五世紀のキリスト教徒の習慣である。地上で最も硬いダイヤは、固い愛の絆を象徴しているというのが、もっぱらの説だ。
§婚約指輪を贈り合うのはなぜ?
【出典】![]() |
東京書籍(著:東京雑学研究会) 「 雑学大全 」 |
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雑学大全

- 【辞書・辞典名】雑学大全[link]
- 【出版社】東京書籍
- 【編集委員】東京雑学研究会
- 【書籍版の価格】2,160
- 【収録語数】1,000
- 【発売日】2004年8月
- 【ISBN】978-4487799473