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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
- とりがい(活け)
- 左右とも殻が膨らんで全体にコロンと丸く、殻頂(殻の頂点)から腹縁に向けて40本ほどの放射状の筋(肋という)が走るなど、殻の色は別として形はアカガイに似ている。ただアカガイとは逆に低酸素状態に弱く、時に大量死することがある。一方で突然大発生する年もあったりで、入荷も値段もなかなか一定しない。
かつて東京湾では、良質のトリガイがたくさん獲れた。大型のものでは足(食用部分)の厚さが1・5㎝もあったといい、形と味のよさで知られた。湾内の浅瀬のほとんどが埋め立てられてしまって、残念ながら今は昔の話。
活けならつゆ気、蒸しなら甘さ
築地市場に入荷するトリガイでは、現在は愛知県産(写真2点とも)が最良という。特に4月?5月は身が大きく厚く、甘さが増して歯ごたえもよい。
半透明の淡い茶紫色に清涼感があふれる活けはつややかで、尖った足先にまで張りがある。やわらかい身を噛みしめれば、端麗な甘さとたっぷり含んだ独特のつゆ気がさわやかだ。
活き貝に塩を振ってさっとボイルした蒸し。歯にそっとあらがうやさしい歯ごたえと、のどにまでしみる、くせのない上品な甘さに驚かされる。
【出典】 |
東京書籍(著:坂本一男) 「 すし手帳 」 |
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すし手帳について | ||
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この言葉が収録されている辞典 |
すし手帳
- 【辞書・辞典名】すし手帳[link]
- 【出版社】東京書籍
- 【編集委員】坂本一男
- 【書籍版の価格】1,512
- 【収録語数】90
- 【発売日】2008年8月
- 【ISBN】978-4487802371