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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
「笑う・笑い」に関する故事・成語・ことわざ
- [一顰一笑(いっぴんいっしょう)]顔をしかめたり、笑ったりすることで、顔に表れる表情の変化、顔色のことをいう。
[呵呵大笑(かかたいしょう)]大声で笑うこと。豪快な笑いに使う。
[猿(さる)の尻笑(しりわら)い]猿が他の猿の尻が赤いといって笑うということで、自分の欠点には気付かないで他人の欠点をCID(7821)笑(あざわら)うことのたとえ。《類》「目糞鼻糞(めくそはなくそ)を笑(わら)う」「鍋(なべ)が釜(かま)を黒(くろ)いという」
[笑止千万(しょうしせんばん)]ひどくばかげていておかしいこと。また、気の毒なさま。
[笑中(しょうちゅう)に刀(とう)あり]うわべは笑って好意を示すけれども、内(うち)に悪意を秘めていることのたとえ。《類》「笑中(しょうちゅう)に刃(やいば)を研(と)ぐ」「笑(わら)う者(もの)は測(はか)るべからず」「真綿(まわた)に針(はり)を包(つつ)む」
[泣(な)いて暮(く)らすも一生笑(いっしょうわら)って暮(く)らすも一生(いっしょう)](⇒「泣(な)く」382ページ)
[破顔一笑(はがんいっしょう)]表情をほころばせて、うれしそうに笑うこと。
[捧腹絶倒(ほうふくぜっとう)]腹を抱えて笑うこと。ひっくり返るほど大笑いすること。「抱腹絶倒(ほうふくぜっとう)」とも書く。
[来年(らいねん)の事(こと)を言(い)えば鬼(おに)が笑(わら)う]あれこれと来年のことを予測したり、期待したりしてものを言うと鬼がCID(7821)笑するということ。人は将来について前もって知ることはできないというたとえ。《類》「明日(あす)の事(こと)を言(い)えば鬼(おに)が笑(わら)う」「三年先(さんねんさき)の事(こと)を言(い)えば鬼(おに)が笑(わら)う」
[笑(わら)いは人(ひと)の薬(くすり)]笑うということは、人にとっては薬と同じように役立つものだということ。
[笑(わら)う顔(かお)に矢立(やた)たず]穏やかな笑顔で接してくる人にはこちらが抱いていた悪意さえも消え失せてしまうということ。《類》「向(む)かう笑顔(えがお)に矢立(やた)たず」「怒(いか)れる拳笑顔(こぶしえがお)に当(あ)たらず」「笑(わら)う顔(かお)は打(う)たれぬ」「笑(わら)って損(そん)した者(もの)なし」
[笑(わら)う門(かど)には福来(ふくき)たる]いつも明るく笑い声の絶えない家には、自然に幸福がやって来るものだということ。《類》「笑(わら)う家(いえ)に福来(ふくき)たる」「祝(いわ)う門(かど)に福来(ふくき)たる」「和気財(わきざい)を生(しょう)ず」
【出典】![]() |
あすとろ出版(著:現代言語研究会) 「 日本語使いさばき辞典 」 |
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日本語つかいさばき辞典

- 【辞書・辞典名】日本語つかいさばき辞典[link]
- 【出版社】あすとろ出版
- 【編集委員】現代言語研究会
- 【書籍版の価格】3,024
- 【収録語数】740
- 【発売日】1997年9月
- 【ISBN】978-4755508288