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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
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・先負
・十支:庚(かのえ)
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月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
恋は忍ぶが楽しみ人に悟られぬ内が命ぞかし
- 【名言名句】
恋は忍ぶが楽しみ
人に悟られぬ内が命ぞかし
【解説】
初めて恋をして、とまどいながらも熱く胸をこがし、いうにいわれぬ思いにため息をついたりほおづえをついたりしていたころ。また、思いが通じたけれどまだ恋のゆくえが見えずに人には秘密にしているあいだ。思いを忍び、逢瀬を忍んでいるときのときめきは、オープンな恋のほがらかな情熱とは違った、なんともいえない情念をかきたてるものだ。ましてやわけあって公にできない、人目を忍ばねばならぬ恋となればなおさらである。
そのへんの感覚は江戸時代の庶民も現代の庶民もそう変わらぬものらしい。
恋は秘密にしているうちが楽しいもの、人に知られないうちが命だ、という。
【作者】西沢一風
【生没年】1665~1731
【職業】戯作者
【出典】『新色五巻書』
【参考】『新色五巻書』は西沢一風の代表作。一風は井原西鶴の没後、上方文壇の中心となって活躍した戯作者であるが、その活躍のきっかけとなったのが『新色五巻書』だった。
【出典】![]() |
あすとろ出版(著:現代言語研究会) 「 名言名句の辞典 」 |
▼お隣キーワード:恋は結婚よりおもしろい小説は歴史よりおもしろいからだ 恋をして恋を失ったほうが一度も恋をしなかったよりもましである 初恋と最後の恋のちがいを、ご存じ?初恋は、これが最後の恋だと思うし最後の恋は、これこそ初恋だと思 人が心から恋するのはただ一度だけであるそれが初恋だ
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名言名句の辞典について | ||
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名言名句の辞典

- 【辞書・辞典名】名言名句の辞典[link]
- 【出版社】あすとろ出版
- 【編集委員】現代言語研究会
- 【書籍版の価格】1,728
- 【収録語数】700
- 【発売日】2008年4月
- 【ISBN】978-4755508141