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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
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月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
人間とは必要に迫られないかぎり善を行わないものである
- 【名言名句】
人間とは必要に迫
られないかぎり善を行わないものである
【解説】
飢えとか貧困が人を勤勉へと導く原動力となり、法律が人間を善良にするといわれる。しかし、そもそも人は自由気ままを欲し、善悪を計る秤にのせれば悪のほうへ傾くであろう。人を規制している諸々の枠や拘束(道徳や法律)がなくなったらどうなるか。だれもかれもやりほうだい、勝手ほうだいで、たちどころに混乱と無秩序な社会に陥るであろう。そうなって、はじめて人はそれではいけないと気づくのだ。何が善なのかを。
本来、人間はずぼらであり、安逸に日を送っていると進取の気性も薄れるというのだろう。
【作者】マキャベリ
【生没年】1469~1527
【職業】イタリアの政治思想家
【出典】『君主論』
【参考】『君主論』はマキャベリが古今の君主を論じ、君主とはどうあるべきかを説いたもの。
【出典】![]() |
あすとろ出版(著:現代言語研究会) 「 名言名句の辞典 」 |
▼お隣キーワード:善とは一言にていえば人格の実現である 何を笑うかによって、その人の人柄がわかる いい報いを受けるために善をするならそれは善ではなくなってしまう 善そのもののために善を行うことはできるしかし悪そのもののために悪を行うことはできない
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名言名句の辞典について | ||
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名言名句の辞典

- 【辞書・辞典名】名言名句の辞典[link]
- 【出版社】あすとろ出版
- 【編集委員】現代言語研究会
- 【書籍版の価格】1,728
- 【収録語数】700
- 【発売日】2008年4月
- 【ISBN】978-4755508141