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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
いい報いを受けるために善をするならそれは善ではなくなってしまう
- 【名言名句】
いい報いを受ける
ために善をするならそれは善ではなくなってしまう
【解説】
われわれが善を行うのは、人にほめてもらおうとか、死後、極楽浄土に行くための切符を得るためではない。悪い報いやいろいろな苦しみを忍んで善を行うところに、はじめて善の値打ちがある。もともと、善を実践しようと意図することが偽善なのだ。
梁の武帝が「私は即位以来、寺を造り、写経をし、多くの僧を出家させたが、何か功徳があるか」と達磨に問いかけたところ「無功徳」といったという有名な話(『景徳伝灯録』)がある。功徳を期待した善行には、功徳はない。
【作者】谷崎潤一郎
【生没年】1886~1965
【職業】作家
【出典】『検閲官』
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あすとろ出版(著:現代言語研究会) 「 名言名句の辞典 」 |
▼お隣キーワード:人間とは必要に迫られないかぎり善を行わないものである 善とは一言にていえば人格の実現である 善そのもののために善を行うことはできるしかし悪そのもののために悪を行うことはできない 財産の貧乏を治すことはやさしいが精神の貧乏を治すことはできない
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名言名句の辞典について | ||
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名言名句の辞典

- 【辞書・辞典名】名言名句の辞典[link]
- 【出版社】あすとろ出版
- 【編集委員】現代言語研究会
- 【書籍版の価格】1,728
- 【収録語数】700
- 【発売日】2008年4月
- 【ISBN】978-4755508141