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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
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幸福というものはつねに手のうちに捕えられたものとしてではなくこれを追求するものとしての形において
- 【名言名句】
幸福というものは
つねに手のうちに捕えられたものとしてではなくこれを追求するものとしての形において考えるべきものである
【解説】
人間は、一生、幸福とか安心を追い求めるものだが、それらを完全に手中にすることは困難である。追求しなければならないから、人間は常に努力をするのであるし、時には獲得した夢を見るのであろう。
シラーは、「幸福には翼がある。つないでおくことはむずかしい」といっているが、だからこそ追い求める価値がある。
また、メーテルリンクの童話『青い鳥』では、チルチル、ミチルの兄妹は幸福の象徴である青い鳥を探しまわり、結局、自分たちの家の鳥かごの中に見つける。しかし、青い鳥は大空へと逃げてしまう。幸福とは、それを追い求めることのなかにあるものなのかもしれない。
【作者】河上徹太郎
【生没年】1902~80
【職業】評論家
【出典】『幸福について』
【出典】![]() |
あすとろ出版(著:現代言語研究会) 「 名言名句の辞典 」 |
▼お隣キーワード:満足は、天然の富だ 快楽は刺激的でたび重なれば一つの快楽も快楽としての価値を失うしかし幸福はいくたび重なっても幸福と 目の見える人間は見えるという幸福を知らずにいる 寝床につくときに翌朝起きることを楽しみにしている人は幸福である
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名言名句の辞典について | ||
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名言名句の辞典

- 【辞書・辞典名】名言名句の辞典[link]
- 【出版社】あすとろ出版
- 【編集委員】現代言語研究会
- 【書籍版の価格】1,728
- 【収録語数】700
- 【発売日】2008年4月
- 【ISBN】978-4755508141