見出し語 全文検索 [ランダム検索]

  • 今日のこよみ
    ・2019年(平成31年/)
    ・12月(師走/December)
    ・19日
    ・木(Thursday)
    ・二十四節気
    ┣「大雪」から12日
    ┗「冬至」まで3日
    先負
    ・十支:(かのえ)
    ・十二支:(とら)
    月齢:22
    月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
気づいた点・不具合・要望など、何でもひとことくださいませ



※返信が必要な場合は問い合わせフォームへお願いします 送信

 志ま平【しまへい】


塩水で食べるそば





入り口は古い蔵戸、看板は捏ね鉢、と外観からして洒落ているが、店内も長火鉢や祭り提灯が飾られ、粋な江戸情緒を演出。雰囲気だけでも魅せられてしまうそば屋好きは多いだろう。

若い頃、浅草で祭りに熱中したという主人の嶋田義昭さんは、独立して24年。平成16年に埼玉からこの地に移転した。ベテランそば職人が満を持して売り出したのが「極粗の一本挽き」だ。北海道の音威子府産のそば粉を文字通りごく粗めに挽き、二八で打ち上げる。星がたくさん散った中細の麺は、噛むほどにうまみと甘さが増し、口いっぱいにそばの香りが広がる。これをヒマラヤ産の岩塩を溶かした塩水で食べるミネラルたっぷりの塩水がそばの甘みをいっそう引き立てる逸品だ。

「自分が好きだから」と、店には店名のついた赤と白のワインも置いている。踏み込み式の居心地のいいカウンター席で、合鴨の陶板焼きとワイン楽しみ、最後は「極粗の一本挽き」で締める……。そば通にとってまさに極上のひとときだ。

【出典】 東京書籍(著:見田盛夫/選)
東京-五つ星の蕎麦

JLogosエディター

JLogos編集部

JLogos編集部です。…>>続き

キュレーターページ(外部)

まとめ一覧

プロフィールを見る

プロフィールを閉じる


  • 14071257
    0
    しおり
  •      
  •      




   



A D

東京-五つ星の蕎麦について
並木藪蕎麦、巴町砂場、神田まつやなど伝統の技が味わえる名代の老舗から、やざ和、ほそ川、三合庵など進化し洗練された蕎麦でたちまち有名となった新鋭店まで、都内と近県の118の名店を料理批評家・見田盛夫が厳選。蕎麦の基礎知識や全国の名店217軒の情報も付いた、まさに蕎麦好きのバイブル。
この言葉が収録されている辞典

 東京 五つ星の蕎麦


  • 【辞書・辞典名】東京 五つ星の蕎麦[link]
  • 【出版社】東京書籍
  • 【編集委員】見田盛夫/選
  • 【書籍版の価格】1,836
  • 【収録語数】217
  • 【発売日】2006-12-01
  • 【ISBN】978-4-487-80147-3










この書籍の関連アプリ

 アプリ


東京五つ星の蕎麦

東京五つ星の蕎麦

  • 定価:360
  • 老舗から新鋭店まで、都内と近県の11...>>続く
App store


関連辞典
東京-五つ星の蕎麦 東京-五つ星の蕎麦 東京-五つ星の蕎麦 東京-五つ星の蕎麦 東京-五つ星の蕎麦