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 ▼獲ったあとのていねいな扱いが名を高める


富江のシビの曳縄漁は、関東では曳釣りという漁法だ。両舷から長さ１０メートルほどのサオを張り出し、サオ１本に２本の仕掛けを結び、さらに船尾から３本と計７本の仕掛けを結んで、６キロ前後のスピードで走りながらシビが食いつくのをひたすら待つ。
多くの船が一人で操業する。魚を釣るとただちに海水氷を入れたおよそ３０キロ入りの細長い桶に頭を下にして入れ、氷締めにして血抜きをする。次にやはり海水氷を入れた６０キロか２００キロ入りの容器に魚を横にして入れる。こうしたていねいな処理が、富江のメジマグロの名を高めている理由の一つであろう。

【出典】 東京書籍(著：東京書籍)
「 旬のうまい魚を知る本 」

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  1. 旬のうまい魚を知る本>>    >    ▼獲ったあとのていねいな扱いが名を高める

  1. ◆「▼獲ったあとのていねいな扱いが名を高める」の関連ワード

  2. ▼極楽なり、浜でかきこむシビ茶漬け

  3. ▼富江では漁師の８割以上がシビを追う

  4. ▼江戸時代、マグロは下魚だった？


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旬のうまい魚を知る本について
いつ、どこで、どの魚がうまいのか？魚をおいしく食べるために知っておくべき知識を日本全国の漁師町を巡り、絶品魚料理を漁る魚狂、野村祐三が伝授。 鮨屋、レストランなどで魚を語れる人になるためのバイブル。
この言葉が収録されている辞典

 旬のうまい魚を知る本


  • 【辞書・辞典名】旬のうまい魚を知る本[link]
  • 【出版社】東京書籍
  • 【編集委員】東京書籍
  • 【書籍版の価格】1,836
  • 【収録語数】650
  • 【発売日】2002年8月
  • 【ISBN】978-4487797776










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