見出し語 全文検索 [ランダム検索]

  • 今日のこよみ
    ・2019年(平成31年/)
    ・12月(師走/December)
    ・19日
    ・木(Thursday)
    ・二十四節気
    ┣「大雪」から12日
    ┗「冬至」まで3日
    先負
    ・十支:(かのえ)
    ・十二支:(とら)
    月齢:22
    月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
気づいた点・不具合・要望など、何でもひとことくださいませ



※返信が必要な場合は問い合わせフォームへお願いします 送信

 ▼アンコウのとも和えは骨ごとしゃぶり食い



深海に生息するアンコウは、北海道以南の全国各地の底曳き網漁で多く漁獲される。尾浜(福島県相馬市)は大型船による沖合底曳網漁が盛んな土地で、ほかの底ものの魚とともにアンコウが多く水揚げされる。ここにはアンコウの伝統料理がよく受け継がれている。
松川浦漁港から徒歩5分ほどのところに魚直販センターがあり、私はここに店を構える松本魚店でよくアンコウを買い求める。店を守る松本タイ子さんは、ご主人が沖合底曳網船の漁師ということもあり、アンコウ料理の指南役には打ってつけである。「私たちはとも和えでアンコウをよく食べますよ。皮付きの身を骨ごと適当な大きさに切って、いったんゆでこぼします。その身に肝を加えて、おはしで混ぜながらフライパンで炒めます。肝から脂が出ますので、油は必要ありません。熱が通ったところで味噌を加えて、少量の砂糖と日本酒で味をととのえます」。人によっては、水でもどした切り干し大根を加えるという。アンコウのとも和えは、行儀悪く骨ごとしゃぶり食いするのが漁師流である。

【出典】 東京書籍(著:東京書籍)
旬のうまい魚を知る本

JLogosエディター

JLogos編集部

JLogos編集部です。…>>続き

キュレーターページ(外部)

まとめ一覧

プロフィールを見る

プロフィールを閉じる


  • 14070235
    0
    しおり
  •      
  •      




   


  1. 旬のうまい魚を知る本>>    >    ▼アンコウのとも和えは骨ごとしゃぶり食い

A D

旬のうまい魚を知る本について
いつ、どこで、どの魚がうまいのか?魚をおいしく食べるために知っておくべき知識を日本全国の漁師町を巡り、絶品魚料理を漁る魚狂、野村祐三が伝授。 鮨屋、レストランなどで魚を語れる人になるためのバイブル。
この言葉が収録されている辞典

 旬のうまい魚を知る本


  • 【辞書・辞典名】旬のうまい魚を知る本[link]
  • 【出版社】東京書籍
  • 【編集委員】東京書籍
  • 【書籍版の価格】1,836
  • 【収録語数】650
  • 【発売日】2002年8月
  • 【ISBN】978-4487797776










関連辞典
旬のうまい魚を知る本 旬のうまい魚を知る本 旬のうまい魚を知る本