見出し語 全文検索 [ランダム検索]

  • 今日のこよみ
    ・2019年(平成31年/)
    ・12月(師走/December)
    ・19日
    ・木(Thursday)
    ・二十四節気
    ┣「大雪」から12日
    ┗「冬至」まで3日
    先負
    ・十支:(かのえ)
    ・十二支:(とら)
    月齢:22
    月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
気づいた点・不具合・要望など、何でもひとことくださいませ



※返信が必要な場合は問い合わせフォームへお願いします 送信

 奈良【なら】


歴史ある「奈良」の地名の由来は?



『古事記』『日本書紀』『万葉集』などでは、奈良は「平城」「平」「那羅」「奈良」「楢」「乃楽」など様々に表現されている。現在使われている「奈良」の字も、昔から使われてはいたのだが、実はそれほど主流ではなかった。当時、最もよく使われていたのは「平城」で、かつての日本の首都「平城京」のそれである。「平城」の文字が一般的だった理由は、ここがもともと「ナラ」と呼ばれており、その音に合わせ当て字をしたからである。「平」の一字だけでも「ナラ(ならすの意味)」と読めるのだが、都城という意味をつけ加えるために「城」という字を加えたのだといわれる。都の格式を地名にも反映させようとしたのだろう。では、「ナラ」という呼び名の由来はというと、これははっきりしていない。伝説によると、あるとき、この地で戦いが起こり、多くの兵士が草木を踏んで土地を「ならして」しまったところから「ナラ」と呼ばれるようになったという。また、奈良の地は平坦である。伝説はともかく、地形が平らであるといったところから、そう呼ばれるようになったともいわれている。興味深いのは、「ナラ」という音は、朝鮮語では「国」という意味になるということだ。そうすると、奈良は渡来人と深いかかわりがあるのではないかとも推測される。いずれにしても、やがて都は京都へ移され、奈良は都としての機能を失ってしまう。しかし、社寺が多く建立されていたおかげで、社寺の町として独自の発展をとげていったのである。

【出典】 東京書籍(著:東京雑学研究会)
雑学大全2

JLogosエディター

JLogos編集部

JLogos編集部です。…>>続き

キュレーターページ(外部)

まとめ一覧

プロフィールを見る

プロフィールを閉じる


  • 14820647
    0
    しおり
  •      
  •      



▼お隣キーワード:奈良のシカ  南極大陸  ナポレオン②  ナポレオン①  

   


  1. 雑学大全2>地理>国・島・都市    >    奈良

A D

雑学大全2について
浜の真砂は尽きるとも,世に雑学の種は尽きまじ。新たな1000項目で帰ってきた,知的好奇心をそそる雑学の集大成第2弾。
この言葉が収録されている辞典

 雑学大全2


  • 【辞書・辞典名】雑学大全2[link]
  • 【出版社】東京書籍
  • 【編集委員】東京雑学研究会
  • 【書籍版の価格】2,160
  • 【収録語数】1,000
  • 【発売日】2004年8月
  • 【ISBN】978-4487801305










この書籍の関連アプリ

 アプリ


雑学大全2

雑学大全2

  • 定価:480
  • 浜の真砂は尽きるとも,世に雑学の種は...>>続く
App store


雑学大全2

雑学大全2

  • 定価:480
  • 浜の真砂は尽きるとも,世に雑学の種は...>>続く
Google Play

関連辞典
雑学大全2 雑学大全2 雑学大全2 雑学大全2