見出し語 全文検索 [ランダム検索]

  • 今日のこよみ
    ・2019年(平成31年/)
    ・12月(師走/December)
    ・19日
    ・木(Thursday)
    ・二十四節気
    ┣「大雪」から12日
    ┗「冬至」まで3日
    先負
    ・十支:(かのえ)
    ・十二支:(とら)
    月齢:22
    月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
気づいた点・不具合・要望など、何でもひとことくださいませ



※返信が必要な場合は問い合わせフォームへお願いします 送信

 読書【東京雑学研究会編】


§乗り物の中で本を読むと気持ちが悪くなるのはなぜか?



乗り物の中で本を読んでいる人をよく見かける。読書好きで寸暇を惜しんで読む人、必要に迫られて読んでいる人、時間つぶし……とさまざまであろうが、読んでいるうちに気分が悪くなった経験を持っている人はけっこういることだろう。
それは乗り物酔いの一種で、原因にはいろいろあるようだが、ほとんどが「感覚混乱説」で説明できるそうだ。乗り物にはスピードの変化によるショックカーブにともなう揺れ、上下振動などがつきものである。これらの動きは、内耳の三半規管や耳石などの平衡器で感知されている。平衡器は人体のバランスを保つための器官で、まっすぐに歩いたり、立ったりするのに重要な器官だ。
平衡器とともに重要なのが視覚。視覚が周りの景色の移り変わりをとらえることも、人体のバランスには必要なのである。例えば、ハイウェイを車で走っているとき、この先にカーブがありそうだとか、路面が陥没していそうだとか、いろんなことを予測しながら自分の身体を状況にあわせていくことも大切である。目と耳両方からはいってくる情報が一致して、はじめて人体は安定したバランス状態になるのである。
ところが、本を読んで一点を見続けていると、平衡器が乗り物の動きをとらえてはいても、視覚からの情報がはいってこないので、目と耳の情報が一致しない。やがて、脳が混乱し始め、吐き気やめまいなどの症状となって現れる。
乗り物酔いはほんとうにつらいもの。特に、乗り物酔いをしやすい人は、本を読むより、できるだけ遠くの景色に目をやって、リラックスするよう努めるのがいちばんいいようだ。また、友だちとおしゃべりをして過ごすこともいいかもしれない。

【出典】 東京書籍(著:東京雑学研究会)
雑学大全

JLogosエディター

JLogos編集部

JLogos編集部です。…>>続き

キュレーターページ(外部)

まとめ一覧

プロフィールを見る

プロフィールを閉じる


  • 12670670
    0
    しおり
  •      
  •      



▼お隣キーワード:毒ヘビ  時計  徳川慶喜  徳川家康  

   


  1. 雑学大全>趣味>書籍    >    読書
  1. ◆「読書」の関連ワード

  2. 毒ヘビ

  3. 時計

  4. 徳川慶喜

  5. 徳川家康


A D

雑学大全について
“働きバチは1日6時間しか働かない”,“下手な医者をなぜ「ヤブ」と呼ぶのか?”,“『浦島太郎』のカメはオスかメスか?”……のような知的好奇心そそる雑学の集大成。なんと全1000項目!!
この言葉が収録されている辞典

 雑学大全


  • 【辞書・辞典名】雑学大全[link]
  • 【出版社】東京書籍
  • 【編集委員】東京雑学研究会
  • 【書籍版の価格】2,160
  • 【収録語数】1,000
  • 【発売日】2004年8月
  • 【ISBN】978-4487799473










この書籍の関連アプリ

 アプリ


雑学大全

雑学大全

  • 定価:480
  • 「働きバチは1日6時間しか働かない」...>>続く
App store


雑学大全

雑学大全

  • 定価:480
  • 「働きバチは1日6時間しか働かない」...>>続く
Google Play

関連辞典
雑学大全 雑学大全 雑学大全 雑学大全