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 太陽【東京雑学研究会編】


§太陽は激しく燃えているが燃え尽きてしまうことはないの?



地球上で営みを続けている生物は、太陽の恵みなくしては生きられない。人間はもちろんのこと、ほかの動物も、虫も、樹木も、大地も、全てが太陽からのエネルギーの恩恵によって存在しているのである。
その太陽が、もし燃え尽きてしまったら……。 常に燃え続けている太陽は、はたしてどれほどの寿命を持っているのだろうか。
太陽は直径一四〇万キロの巨大なガス体である。その構成は主に七一%の水素と二七%のヘリウム元素で、中心部である核が、水素をヘリウムに変換する核融合反応を繰り返している。核融合反応によって一グラムの水素が〇・九九三グラムヘリウム変わり、残りの〇・〇〇七グラムがすべてエネルギーとなるのである。この核融合反応によって、太陽では毎秒六億トンもの水素がヘリウムに変換され、石炭一六〇〇万グラム分のエネルギーが放出されている。そのエネルギー量は、一時間で三八〇〇兆キロワットの一億倍にものぼる。
毎秒六億トンもの水素が消費されているわけだから、当然、太陽は毎日少しずつ寿命を削っていることになる。その寿命を計算してみると、ざっと一〇〇億年。
太陽系が誕生してから約四六億年と考えられているので、少なくとも太陽は今後約五〇億年は無事に存在してくれることだろう。ほっと一安心といったところである。
ちなみに、太陽が一〇〇億歳になり、その中心部の水素がなくなってしまうと、ヘリウム核融合反応を起こし始め、そのすさまじいエネルギーによって太陽は膨れ上がり、やがては大爆発を起こしてしまうだろう。これが太陽の最期である。しかし、そのチリはやがて新しい星となり、新しい宇宙が生まれてくるはずだ。太陽は死んで子孫を残すことになるのである。

【出典】 東京書籍(著:東京雑学研究会)
雑学大全

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  • 【辞書・辞典名】雑学大全[link]
  • 【出版社】東京書籍
  • 【編集委員】東京雑学研究会
  • 【書籍版の価格】2,160
  • 【収録語数】1,000
  • 【発売日】2004年8月
  • 【ISBN】978-4487799473










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