見出し語 全文検索 [ランダム検索]

  • 今日のこよみ
    ・2019年(平成31年/)
    ・12月(師走/December)
    ・19日
    ・木(Thursday)
    ・二十四節気
    ┣「大雪」から12日
    ┗「冬至」まで3日
    先負
    ・十支:(かのえ)
    ・十二支:(とら)
    月齢:22
    月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
気づいた点・不具合・要望など、何でもひとことくださいませ



※返信が必要な場合は問い合わせフォームへお願いします 送信

 パーソナル・スペース【東京雑学研究会編】


§混雑した電車で息苦しくなったり、不快になるのはなぜ?



隣の人間と身体が接したりするような、混雑した電車やエレベーターの中では、確かに不快に感じることが多い。蒸し暑いわけでも、酸素不足でもないのに、なんとなく不快なものである。
あるいは、ガラガラにすいている電車で、ほかに席がたくさんあるというのに、すぐ隣に席を取る人がいたら、これもなんとなく居心地が悪い。誰でもこんな経験はあると思う。
これは、心理学用語で「パーソナル・スペース」と呼ばれる空間に、人が侵入してきたため。この空間は自分の身体の周囲にあって、ほかの人の侵入を拒む、いわば見えない「なわばり」というか「自我の延長」のような空間なのである。
この空間には大きさがある。それも一定の大きさではなく、その人の性別、年齢、性格、それに侵入してくる相手によって、大きく変わる空間なのだ。
例えば、一般に男性の方が女性よりパーソナル・スペース大きいそうだ。つまり、男性の方がほかの人を近づけたがらないということになる。女性のパーソナル・スペースは、相手が男性のときには、同性のときより大きくなる。知らない男性は、まず警戒したくなるのが当然だ。
内向的な性格の人は、外交的な性格の人よりパーソナル・スペース大きい。他人と話すのが苦手な、非社交的な人がこれに当たるのだろう。
子どもより大人の方が、パーソナル・スペース大きい。子どもは無防備なのだ。このため簡単に知らない人について行ったりすることがある。
相手との関係でも、その大きさは変化する。恋人、親友、家族などに対しては、パーソナル・スペースは小さくなり、嫌いな人、気を使う人に対しては、大きくなることがわかっている。
人間はこんなバリアー空間をはりめぐらせて、生きているといえる。

【出典】 東京書籍(著:東京雑学研究会)
雑学大全

JLogosエディター

JLogos編集部

JLogos編集部です。…>>続き

キュレーターページ(外部)

まとめ一覧

プロフィールを見る

プロフィールを閉じる


  • 12670156
    0
    しおり
  •      
  •      



▼お隣キーワード:パーティー商法  排泄  蚊③  蚊②  

   


  1. 雑学大全>生活>健康    >    パーソナル・スペース
  1. ◆「パーソナル・スペース」の関連ワード

  2. パーティー商法

  3. 排泄

  4. 蚊③

  5. 蚊②


A D

雑学大全について
“働きバチは1日6時間しか働かない”,“下手な医者をなぜ「ヤブ」と呼ぶのか?”,“『浦島太郎』のカメはオスかメスか?”……のような知的好奇心そそる雑学の集大成。なんと全1000項目!!
この言葉が収録されている辞典

 雑学大全


  • 【辞書・辞典名】雑学大全[link]
  • 【出版社】東京書籍
  • 【編集委員】東京雑学研究会
  • 【書籍版の価格】2,160
  • 【収録語数】1,000
  • 【発売日】2004年8月
  • 【ISBN】978-4487799473










この書籍の関連アプリ

 アプリ


雑学大全

雑学大全

  • 定価:480
  • 「働きバチは1日6時間しか働かない」...>>続く
App store


雑学大全

雑学大全

  • 定価:480
  • 「働きバチは1日6時間しか働かない」...>>続く
Google Play

関連辞典
雑学大全 雑学大全 雑学大全 雑学大全