見出し語 全文検索 [ランダム検索]

  • 今日のこよみ
    ・2019年(平成31年/)
    ・12月(師走/December)
    ・19日
    ・木(Thursday)
    ・二十四節気
    ┣「大雪」から12日
    ┗「冬至」まで3日
    先負
    ・十支:(かのえ)
    ・十二支:(とら)
    月齢:22
    月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
気づいた点・不具合・要望など、何でもひとことくださいませ



※返信が必要な場合は問い合わせフォームへお願いします 送信

 ウソ①【東京雑学研究会編】


§なぜウソは真っ赤なのか?



あまりにも空々しいウソ、大げさなウソを、日本語では「真っ赤なウソ」という。
ところで、どうしてウソが赤いのだろうか? 聞いている方が赤面するほどの偽りということだろうか、黒いウソや黄色いウソもあるのだろうか。
そうではない。「真っ赤」とは、本来の意味から、ずいぶん逸脱した表記になっているが、語源はサンスクリット語の「マハー」なのである。
サンスクリット語は梵語ともいい、古代インドで使われていた言葉である。文学や宗教にも、公用語・文章語として用いられ、日本にも仏典を通じて入ってきている。
「マハー」は、漢訳仏典で「摩訶」と訳される。「摩訶」は、その下につく言葉を強調したり、賛美するときに接頭語のように使い、「大きい」「優れている」「偉大な」などの意味となる。日本で定着した言葉の例に、大変不思議なことを表すときの、「摩訶不思議」がある。
とんでもないウソを「マハーなウソ」と言っていたのが、「摩訶なウソ」となり、いつしか「真っ赤なウソ」と書くようになったというわけである。
ところで、英語には「ホワイト・ライ」という言葉があるが、これは許されるウソ、罪のないウソという意味である。欧米人はウソをつくことを、許しがたいほど重い罪と考える。議会で、ウソの証言をして偽証罪に問われようものなら、社会的生命を失いかねないほどである。だが、やむをえないウソなら、「ホワイト・ライ」として容認してもらえるし、年に一回は、ウソをついても許される日の「エープリル・フール」がある。

【出典】 東京書籍(著:東京雑学研究会)
雑学大全

JLogosエディター

JLogos編集部

JLogos編集部です。…>>続き

キュレーターページ(外部)

まとめ一覧

プロフィールを見る

プロフィールを閉じる


  • 12670079
    0
    しおり
  •      
  •      



▼お隣キーワード:ウソ②  ウソの見抜き方  ウサギ跳び  ウサギ  

   


  1. 雑学大全>生活>遊び    >    ウソ①
  1. ◆「ウソ①」の関連ワード

  2. ウソ②

  3. ウソの見抜き方

  4. ウサギ跳び

  5. ウサギ


A D

雑学大全について
“働きバチは1日6時間しか働かない”,“下手な医者をなぜ「ヤブ」と呼ぶのか?”,“『浦島太郎』のカメはオスかメスか?”……のような知的好奇心そそる雑学の集大成。なんと全1000項目!!
この言葉が収録されている辞典

 雑学大全


  • 【辞書・辞典名】雑学大全[link]
  • 【出版社】東京書籍
  • 【編集委員】東京雑学研究会
  • 【書籍版の価格】2,160
  • 【収録語数】1,000
  • 【発売日】2004年8月
  • 【ISBN】978-4487799473










この書籍の関連アプリ

 アプリ


雑学大全

雑学大全

  • 定価:480
  • 「働きバチは1日6時間しか働かない」...>>続く
App store


雑学大全

雑学大全

  • 定価:480
  • 「働きバチは1日6時間しか働かない」...>>続く
Google Play

関連辞典
雑学大全 雑学大全 雑学大全 雑学大全