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 アルコール【東京雑学研究会編】


§アルコールの語源は、酒と全く関係ない!?



英語で酒類を意味するアルコール(alcohol)の語源は酒とは全く関係なく、意外なことにアイメイクの一種、アイシャドウやアイライナーと密接な関係がある。
古代エジプトの上流階級では目の回りに独特のメイクをしていた。ツタンカーメンの棺や映画のクレオパトラに見られるように目のフチを強調し、尾を引くように目尻を長く伸ばした、あの独特の化粧法だ。彼らが目の周囲に塗っていたアイシャドウ(というよりはアイライナーだろうか?)はアンチモン(antimony/antimon)の粉を唾液などで湿らせたものだった。
エジプトでアイメイクに使われていたのは、正確には硫化アンチモン。目やまゆげの化粧品以外に、医薬品としても使われていた。
アンチモンの粉をアラビア語で「コール」という。そして英語の定冠詞「the」にあたるアラビア語は「アル」。アル・カイダやアル・ジャジーラの「アル」と同じだ。この「アル」と「コール」で「アルコール」となる。
これが一一~一二世紀にヨーロッパに伝わり、アイメイクの粉、の意味が時間とともに「蒸留して抽出したもの」という意味になり、さらに「酒」の意味に変化していったのだ。
アンチモン銀白色の金属で、単体として用いられることはまずないが、アンチモンを少量加えた鉛は硬鉛と呼ばれ、強度が増すので、ケーブル線の被覆や蓄電池の極板、鉛管、軸受合金などに用いられている。
ちなみにアンチモンは単体でも化合物でも有毒なので注意。

【出典】 東京書籍(著:東京雑学研究会)
雑学大全

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  • 【辞書・辞典名】雑学大全[link]
  • 【出版社】東京書籍
  • 【編集委員】東京雑学研究会
  • 【書籍版の価格】2,160
  • 【収録語数】1,000
  • 【発売日】2004年8月
  • 【ISBN】978-4487799473










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