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 卯の花腐し【うのはなくたし】



 卯の花を腐らせるような長雨のことをいう。旧暦四月を卯月というが、卯の花が咲くのは、五月下旬から七月にかけてであり、卯の花腐しの雨は旧暦四月の雨ではない。歳時記では春雨と梅雨の中間の長雨と説明している。同様に卯浪というのも、卯月の波ではなく、風によって立つ白い波頭を卯の花にみたてたものだ。
 卯の花とはユキノシタ科の落葉低木ウツギ(空木)の花のことである。卯の花の咲く頃の曇り空を「卯の花曇り」という。卯の花のまばゆいばかりの白さが際立つのは、晴天よりも曇天や雨の日である。

【出典】 日本実業出版社(著:吉岡 安之)
暦の雑学事典

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身近な話題から歳時記まで、暦の蘊蓄が盛り沢山。「暦はなぜコヨミというのか」「一週間はなぜ七日なのか」「曜日名は世界共通ではない」など知っているとちょっと楽しい知識を紹介。
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  • 【辞書・辞典名】暦の雑学事典[link]
  • 【出版社】日本実業出版社
  • 【編集委員】吉岡 安之
  • 【書籍版の価格】1,404
  • 【収録語数】198
  • 【発売日】1999年12月
  • 【ISBN】978-4534030214










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