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 GNI【じーえぬあい】



Greater Nagoya Initiative(=広域ナゴヤ経済圏国際産業交流促進事業)の略。愛知県名古屋市と、名古屋から概ね1時間で移動できる100km圏(愛知県全域・岐阜県南部・三重県東部・静岡県西部・滋賀県南部を含む)を「広域ナゴヤ経済圏」と定義づけ、域内の文化・経済発展を図る諸活動をこのように呼ぶ。(GNIは日本貿易振興機構(JETRO)と中部経済産業局に支援を受けており、既に多くの自治体・経済団体が参画している)。

このナゴヤ経済圏が今、GMを抜き自動車生産台数世界トップに躍り出た""純利益1兆円企業""トヨタ自動車に牽引される形で、国内随一の活況を呈している。製造品出荷額はもちろん全国1位。名古屋を抱える愛知県の平均個人所得は東京都に次ぐ全国2位に、有効求人倍率も全国平均1.04倍を大きく上回る1.72倍となるなど(2006年2月・愛知県)、好景気を示すデータには事欠かない。その経済規模(GDP)はスイス一国を上回り、ロシアに肉薄する勢いだ。

この好況が2005年の愛知万博が終了した後も持続するのか危惧する声も聞かれたが、2006年に入ってもなお、名古屋駅前の開発計画や道路整備が着々と進められており景気が失速する気配はない。

中でもトヨタ自動車の一大営業拠点として建設が進められている名古屋一の超高層ビル「ミッドランド・スクエア」(247m、2006年10月オープン予定)はナゴヤ経済圏の新たなランドマークとなると目され注目を集めている。また""名古屋メシ""ブーム追い風を受け「世界の山ちゃん」など名古屋発の飲食店が全国に出店を広げているのもよく知られたところだ。その他にもマンション建設ラッシュ、デンソーをはじめとするトヨタ関連企業の好決算など、2006年に入ってもなおナゴヤ経済圏の好況を物語る材料が目白押しだ。

こうして経済的な発展を遂げる一方、ナゴヤ経済圏は生活環境の優れた地域としても名を上げている。愛知県だけで730万人の人口を抱えているものの、人口密度は東京の約1/9・一世帯当たりの住居面積は2倍ほどあり、消費者物価も1割ほど安い。それでいて東京と大阪のハブを担う位置にあるため電車の便が良く、中部国際航空に国際線も国内線も乗り入れているため飛行機の便も良い。このため名古屋に支社・支店を置こうという動きも加速しており、それがまたナゴヤ経済圏を後押しする材料となっている。

【出典】 Ea,Inc.(著:JLogos編集部)
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