-
今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
- 越後料理 まつ井【えちごりょうり まつい】
- 米・魚・野菜・酒などたいていの食材が新潟県産でそろうこと。料理を見ただけで、使われている素材のほとんどがすぐわかること。まつ井の料理は、そんな「新潟県の家庭食の延長ですね」と語るのは、二代目現当主・樋口哲さん。味付けはくせがなく、全体にあっさりしている。
料理や酒の締めにぜひ、と主人が勧める看板のわっぱめしは、約60年前の創案という。石打の契約農家が作るコシヒカリを、朝のうちに研いで1時間ほど置いてからだしで炊く。半日冷まして粗熱を取り、冷蔵庫へ。翌日、まろやかさを増した飯を注文ごとに蒸して、鮭と三ツ葉をあしらう。「ご飯をおかずに飯を食う」と聞くけれど、この飯はまさにそれ。湯気は匂い高く鼻をくすぐり、大地の精ともいうべき味が噛むほどに湧いてきて、食べても食べても箸が進む。酒の肴にもおかしくない、これは魔法の飯か。
わっぱめしのこの匂い、この味
【出典】 |
東京書籍(著:岸 朝子/選) 「 東京五つ星の魚料理 」 |
A D |
東京五つ星の魚料理について | ||
|
この言葉が収録されている辞典 |
東京五つ星の魚料理
- 【辞書・辞典名】東京五つ星の魚料理[link]
- 【出版社】東京書籍
- 【編集委員】岸 朝子/選
- 【書籍版の価格】1,728
- 【収録語数】
- 【発売日】2008-12-01
- 【ISBN】978-4-487-80247-0