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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
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月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
お座敷天麩羅 天政【おざしきてんぷら てんまさ】
- かつて神田猿楽町の天政といえば、店主・橋井政二さんの揚げる絶妙な天ぷらでその名を知られていた。その名声は遠く海外に及び、多くの政治家や俳優、音楽家を虜にしたという。和食の雄としての天ぷらの名を高めた店の一軒といえるだろう。
店は平成14年に東京駅前の丸ビルに移転。現在は3代目の橋井良彰さんと、2代目に学んだ野中孝之さんが味を守っている。 天政流天ぷらの特徴は、特製の油でさっぱりと軽めに揚げること。特に海老は〝天政サイズ〟と呼ばれる小ぶりの車海老(才巻海老)を使うのが持ち味だ。海老の身のぷりぷりした食感を生かす揚げ加減は、まさに名人芸。オーソドックスなコースのほか、白子の雑炊など旬の味を工夫した料理が並ぶ季節のコースも評判がいい。
絶妙のタイミングで出される揚げたての天ぷらをいただきながら、高層階から見下ろす都心の眺めに目を和ませるのもこの店ならではの贅沢だろう。
名店の歴史をつなぐ

【出典】![]() |
東京書籍(著:見田盛夫/選) 「 東京五つ星の鰻と天麩羅 」 |
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東京五つ星の鰻と天麩羅について | ||
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この言葉が収録されている辞典 |
東京五つ星の鰻と天麩羅

- 【辞書・辞典名】東京五つ星の鰻と天麩羅[link]
- 【出版社】東京書籍
- 【編集委員】見田盛夫/選
- 【書籍版の価格】1,728
- 【収録語数】102
- 【発売日】2007-07-01
- 【ISBN】978-4-487-80161-9
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