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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
マーケティング【まーけてぃんぐ】
- メーカーが新商品を売り出すとき、消費者の反応をみるテスト・マーケティングのために、地域限定で販売を試みることがある。そのテストの地に選ばれるのは、なぜか札幌、静岡、広島が多いという。マーケティングの内容は、初動傾向、広告や販促活動との連動性、リピート率などだ。マーケティング結果は、発売が全国規模になったとき、どんな戦略をとればいいかの目安にされる。そこでテスト地選びは、①地域の所得分布、住民の嗜好傾向などが全国の縮図的であること、②地域内だけで完結した広告媒体があり、他地域の風評に惑わされにくいことの二つが大きな条件になる。この条件に当てはめてみると、まず北海道はわかりやすい。北海道自体が一つの島で独立性が高い。札幌はその道庁所在地だ。北海道新聞というブロック紙があり、テレビのチャンネルは東京のキー局の系列局が全部そろっている。静岡も、東京経済圏と名古屋経済圏の中間で、どちらの影響もほどよく受ける中間に位置する。地方紙もテレビ局も北海道同様だ。歴史や風土を見ても、平均的日本人、中庸といった形容にふさわしい都市だ(別項◆◆◆【静岡】参照)。広島は、人口、県民の所得、産業構造などがほぼ日本全国の平均値を示しているからだ。新製品を好む県民性もマーケティング向きといえる。
なぜ札幌と静岡と広島が、よくテスト販売地にされるのか?
【出典】![]() |
東京書籍(著:東京雑学研究会) 「 雑学大全2 」 |
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雑学大全2について | ||
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この言葉が収録されている辞典 |
雑学大全2

- 【辞書・辞典名】雑学大全2[link]
- 【出版社】東京書籍
- 【編集委員】東京雑学研究会
- 【書籍版の価格】2,160
- 【収録語数】1,000
- 【発売日】2004年8月
- 【ISBN】978-4487801305