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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
ブルネイ【ぶるねい】
- 正式名称ブルネイ・ダルサラーム、「永遠に平和な国」という意味を持つこの国の国王は、世界でも有数の大富豪である。そもそもこの国自体が、東南アジアでは、いちばんお金持ちである。総人口は約三六万人(二〇〇六年)と少ないが、ブルネイ沖の海底には、豊かな財源の元がある。世界的な原油と天然ガスの産出国で、その多くは日本や韓国などに輸出されている。国王スルタン・ハッサナル・ボルキアは「フォーチュン」(米国経済誌)で世界一の資産家として紹介された。その総資産額は、日本円にして四兆円ともいわれ、驚きのエピソードは枚挙に暇がない。誕生日にマイケル・ジャクソンを呼んで無料コンサートを開いた、一〇〇〇室以上もの部屋のある自分の宮殿の建築費が五四〇〇億円だった、馬好きなので冷暖房完備の厩舎をつくって自身のポロ用の馬を飼育し、さらにその馬を運ぶときのためだけの専用ジェット機を所有しているなどなど。国王だけでなく国民の生活水準もかなり豊かで恵まれている。給与平均は東南アジアで最も高く、そのうえ所得税はなく、教育費、医療費は無料、公共料金も安く、住宅ローンの金利まで低い。当然家電製品の普及率も高く、首都周辺のブルネイ・ムアラ地方の裕福な暮らしをしている人たちにとっては、自家用車も一家に二台以上が普通になっているという。また、国民のほとんどはとても敬虔なイスラム教徒のため、アルコール類は一切禁止で、酒場やディスコなども一切ない。一カ月におよぶ断食(ラマダン)の時期には、国王から、王宮を表敬訪問する男性全員に毎晩一〇ブルネイ・ドルを渡していたというから、国民から尊敬される国王でもあるようだ。
国王の総資産額は日本円で四兆円!
【出典】![]() |
東京書籍(著:東京雑学研究会) 「 雑学大全2 」 |
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雑学大全2について | ||
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この言葉が収録されている辞典 |
雑学大全2

- 【辞書・辞典名】雑学大全2[link]
- 【出版社】東京書籍
- 【編集委員】東京雑学研究会
- 【書籍版の価格】2,160
- 【収録語数】1,000
- 【発売日】2004年8月
- 【ISBN】978-4487801305