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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
夏みかん【なつみかん】
- 夏みかんの旬は五、六月である。夏といえば普通七、八月だが、どうして夏より早い時期に出回るみかんに「夏みかん」という名前がついているのだろう。普通、みかんの収穫時期は冬から春先だが、本格的な冬になってから収穫するのでは、もし雪が降ったりすれば実が凍ってしまい、だめになってしまう。そこで、一二月下旬から一月頃に収穫をしてしまい、熟して果実の酸っぱさがなくなるのを待ってから出荷する。夏みかんは、ほかのみかんと比べて酸味がとても強い品種のため、普通のみかんのように早くに収穫したのでは酸味が抜けない。そこで、早く収穫するのではなく、熟して甘くなって食べ頃を迎える初夏まで待つ。だから「夏みかん」と呼ばれるようになったのである。ところが、現在では品種の改良が進み、昔のように酸味の強い夏みかんはほとんどない。そのため、早い時期に収穫し、熟成させるようになった。そこで、市場に出回る時期も早くなり、最盛期が夏ではなく、晩春から初夏にかけての五、六月頃になったというわけだ。
「夏」みかんが出回るのは、なぜ「春」か?
【出典】![]() |
東京書籍(著:東京雑学研究会) 「 雑学大全2 」 |
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この言葉が収録されている辞典 |
雑学大全2

- 【辞書・辞典名】雑学大全2[link]
- 【出版社】東京書籍
- 【編集委員】東京雑学研究会
- 【書籍版の価格】2,160
- 【収録語数】1,000
- 【発売日】2004年8月
- 【ISBN】978-4487801305