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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
- 首都圏【しゅとけん】
- 「関東地方」と「首都圏」という言い方は、同じような意味で使うことが多いが、実はあらわしている地域が違う。この二つの言い方にどんな印象を持っているのかは人それぞれだが、お役所的な意味でいうと、「関東地方」は東京、埼玉、千葉、神奈川、茨城、栃木、群馬の一都六県で、「首都圏」はこれに山梨県を加えた一都七県である。「首都圏」のほうが範囲が狭いというイメージを持っていた人は、思い違いだ。その証拠に、「首都圏整備計画」には山梨県が含まれている。一九五六(昭和三一)年に公布された首都圏の整備に関する基本法には、「東京、埼玉、千葉、神奈川、茨城、栃木、群馬、山梨の一都七県において既成市街地、近郊整備地帯および都市開発地域を定めるとともに、内閣総理大臣が関係都道府県に意見を聞いて基本計画、整備計画および毎年度の事業計画からなる首都圏整備計画を決定する」と定められているのである。通常は、「中部地方」の甲信越として、長野県、新潟県と並べられることの多い山梨県も、国の整備計画に関しては「首都圏」として扱われているのだ。ちなみに、「近畿地方」という呼び方にもおかしなところがある。本来、近畿というのは、「畿内地方に近い」という意味なので、畿内そのもの(京都、奈良、大阪)は含まれないはずである。ところが現在では、近畿地方というと、滋賀、三重、和歌山に加え、当たり前のように京都、奈良、大阪を含む二府四県全域をあらわす言葉になってしまっている。
「関東地方」と「首都圏」の違いは、山梨県が入るか否か
【出典】 |
東京書籍(著:東京雑学研究会) 「 雑学大全2 」 |
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雑学大全2について | ||
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この言葉が収録されている辞典 |
雑学大全2
- 【辞書・辞典名】雑学大全2[link]
- 【出版社】東京書籍
- 【編集委員】東京雑学研究会
- 【書籍版の価格】2,160
- 【収録語数】1,000
- 【発売日】2004年8月
- 【ISBN】978-4487801305