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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
- ジャンボ機【じゃんぼき】
- 民間機および軍用機メーカーのボーイング社が開発した世界初の超大型旅客機の「ボーイング747」の愛称は、「ジャンボ」である。そもそも「ボーイング747」は、軍用輸送機として米軍向けに開発中だったCX?HLS(ロッキード社との受注競争に敗れ、実際に軍用輸送機として採用されることはなかった)を旅客機に転用したものであり、一九六七年に開発がはじまった。機首から主翼付近までは二階建てという特徴的な胴体を持っており、その断面はダルマのような曲線になっている。一九六九年二月九日に初飛行し、翌年パンアメリカン航空で路線就航した。五〇〇人以上を乗せられるワイドボディー機の先駆けとなり、いまでも各国のエアラインで花形機として地位を保持し続けている。さて、いまも「ジャンボ」の愛称で人々に親しまれている「ボーイング747」だが、そもそも「巨大」を意味するこの「ジャンボ」という言葉はどこからきたのだろうか。実はゾウの名前からきている。そのゾウは、スーダン生まれのオスのアフリカゾウで、フランスの動物園に持ち込まれた後、一八六五年にロンドン動物園にやってきた。そこで飼育員に「ジャンボ」と名づけられたのである。図体が大きいことで知られていたゾウの「ジャンボ」は、その後サーカスに売り渡され、そこで「巨大である」「ジャンボ」は大きく宣伝された。「ジャンボ」が「巨大」を意味するようになったのはこれが由来である。なお、幅も高さも従来のジェット機の二倍もある「ボーイング747」に「ジャンボ」というニックネームをつけたのは、あるジャーナリストだといわれる。しかし、「ジャンボ」には「のろま」というニュアンスが含まれるため、ボーイング社はこの愛称を嫌い、「スーパージェット」と呼んでいた。ところが「ジャンボ」の愛称が先に一般に受け入れられるようになったため、その愛称を現在も使うことになってしまったようだ。
「ジャンボ」とは、ロンドンにいたゾウの名前
【出典】 |
東京書籍(著:東京雑学研究会) 「 雑学大全2 」 |
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この言葉が収録されている辞典 |
雑学大全2
- 【辞書・辞典名】雑学大全2[link]
- 【出版社】東京書籍
- 【編集委員】東京雑学研究会
- 【書籍版の価格】2,160
- 【収録語数】1,000
- 【発売日】2004年8月
- 【ISBN】978-4487801305