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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
コックピット【こっくぴっと】
- ご存知のように、飛行機の操縦席を「コックピット」という。このコックピット、語源はズバリ、「闘鶏場」である。「コック」は「雄鶏」、「ピット」は「穴」や「場」という意味だが、二つ続けると「コックピット」で「闘鶏場」、あるいは「闘鶏をする鶏を入れておく場所」となる。飛行機を自由自在に動かすための司令室が闘鶏場というのはそぐわないが、そう名づけられたのはパイロットたちの仕事ぶりにある。パイロットは、空を安全に飛ぶために、多くの計器類を操作したり、管制官とやりとりしたりと非常に忙しい。その姿が、まるで闘鶏場の雄鶏のようにバタバタとせわしないというところから、操縦室は闘鶏場のようなところだということになった。また、操縦室自体が狭いことも、闘鶏場を連想させるにぴったりだったのだろう。操縦室が闘鶏場なんてイメージダウン! と残念に思っている人もいるだろうが、もっとイメージダウンなのが「スチュワーデス」だ。いまでは「キャビンアテンダント」と呼ばれるようになったが、少し前まではスチュワーデス。「スッチー」などといわれ、合コンの花とされてきた職業だが、スチュワーデスの語源の意外性は、コックピットどころではない。スチュワーデス(stewardess)はスチュワード(steward)の女性形で、スチュワードの語源は、「stig(豚小屋)」の「weard(番人)」という意味。あんなにオシャレで颯爽と歩いているスチュワーデスが、「豚小屋の番人」というのも残念な話だ。一説によると、この語源も、「スチュワーデス」が「キャビンアテンダント」になった理由らしい。
語源が「闘鶏場」である、その理由とは?
【出典】![]() |
東京書籍(著:東京雑学研究会) 「 雑学大全2 」 |
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この言葉が収録されている辞典 |
雑学大全2

- 【辞書・辞典名】雑学大全2[link]
- 【出版社】東京書籍
- 【編集委員】東京雑学研究会
- 【書籍版の価格】2,160
- 【収録語数】1,000
- 【発売日】2004年8月
- 【ISBN】978-4487801305