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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
巨人軍【きょじんぐん】
- ほかの球団で、○○軍といった呼び方はしないが、なぜ読売ジャイアンツだけは、巨人軍と「軍」がついているのだろうか。これは、読売ジャイアンツが、最も古いプロ野球団であることによる。といっても、最も古いから特別に「軍」をつけることを許されたというわけではない。読売ジャイアンツの前身に当たる大日本東京野球倶楽部が設立されたのは、一九三四(昭和九)年のこと。設立してまもなく、アメリカ遠征をおこなっており、このときアメリカ人にもよくわかるようにと、「東京ジャイアンツ」と改名した。東京ジャイアンツのアメリカでの成績は七五勝三四敗一引き分け。誕生まもない日本のプロ野球第一号チームにしては、予想外の好成績だった。この興行が話題になったこともあり、東京ジャイアンツの人気はぐんと上がった。帰国後、東京ジャイアンツは、東京巨人軍と正式改称された。それまで日本の野球といえば六大学野球が人気だったが、この頃からプロ野球の株が上がったのである。それにつれて、大阪タイガース(現・阪神)、名古屋軍(現・中日)、阪急軍(現・オリックス)、名古屋金鯱軍、大東京軍(元大洋。その後、横浜)、東京セネタース軍ができた。当時は戦時体制だったため、大阪タイガースを例外として、チーム名の後にはみな「軍」がついていた。その後、これらのチームも名称変更をしていく。巨人軍も、一九四七(昭和二二)年に、読売ジャイアンツと改名したが、それでもなお「巨人軍」の呼称は受け継がれた。ちなみに、読売ジャイアンツの過去の成績は優勝三九回、日本一が二〇回(二〇〇七年現在)。まさしく「記録上の巨人」であることは間違いない。
なぜ読売ジャイアンツだけに「軍」が付いているのか?
【出典】![]() |
東京書籍(著:東京雑学研究会) 「 雑学大全2 」 |
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雑学大全2

- 【辞書・辞典名】雑学大全2[link]
- 【出版社】東京書籍
- 【編集委員】東京雑学研究会
- 【書籍版の価格】2,160
- 【収録語数】1,000
- 【発売日】2004年8月
- 【ISBN】978-4487801305