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 きしめん【きしめん】


なぜ漢字で「棊(碁)子麺」と書くのか?



名古屋といえば、味噌煮込みうどん、味噌かつ、きしめん、ういろう、そして、金の鯱だろうか。このなかの「きしめん」は、薄くて平べったい麺のこと。この「きしめん」の由来は、雉きじの肉を入れたうどんからきているとか、紀州から伝わってきたから「紀州麺」と呼ばれ、それが転じたものなどともいわれている。しかし、「きしめん」を漢字で書くと、「棊子麺」もしくは「碁子麺」。「棊子」も「碁子」も「碁石」のことで、碁石といえば、丸い石で、きしめんとは形がまったく違う。ではなぜ碁石の麺なのか。「碁子麺」は、もともと中国から日本に伝わったもので、禅寺で間食、つまりおやつとして食べられていた。小麦粉を水で練って、薄く平らに伸ばし、竹筒の端で丸く押し切り、それを、ゆでてきな粉をふりかけたものだった。それが、江戸時代初期に細長い麺に変わったが、名前だけは「棊(碁)子麺」として残ったというわけだ。なお、江戸では、平打ちうどんを「ひもかわ」と呼び、信濃の開田村や薩摩では、そば粉で「棊(碁)子麺」をつくったという。

【出典】 東京書籍(著:東京雑学研究会)
雑学大全2

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雑学大全2について
浜の真砂は尽きるとも,世に雑学の種は尽きまじ。新たな1000項目で帰ってきた,知的好奇心をそそる雑学の集大成第2弾。
この言葉が収録されている辞典

 雑学大全2


  • 【辞書・辞典名】雑学大全2[link]
  • 【出版社】東京書籍
  • 【編集委員】東京雑学研究会
  • 【書籍版の価格】2,160
  • 【収録語数】1,000
  • 【発売日】2004年8月
  • 【ISBN】978-4487801305










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