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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
鰹節【かつおぶし】
- 和食には欠かせない鰹節。高級品として、お歳暮用、結婚式の引出物用としても使われる。その鰹節に、雄節や雌節という区別があることを知っているだろうか。とはいっても、オスの鰹からつくると雄節、メスの鰹からつくると雌節、というわけではない。製造の過程で、どこの部位を使ったかで、その呼び方が変わるのだ。鰹節の「本節」は、大型の一本の鰹を三枚におろし、その体を二本にわける。そうすると、背側が二本、腹側が二本できる。このおろし方を五枚おろしという。その背側を使ったものが「雄節」、腹側を使ったものが「雌節」。大型の鰹からは、四本の本節が取れるのだ。一般に、背側の雄節のほうが脂肪分が少なく引き締まっていて、腹側の雌節のほうが鰹独特の縞模様が出ていて、内臓が入っていた分の凹みもあり、脂肪が乗っているといわれる。本節以外には、「亀節」という種類があり、鰹本体の魚体が小さく、五枚おろしにできないものを三枚おろしにして、半身のまま鰹節にしたものをいう。「雄節と雌節に分かれずに一緒になっている」ので、亀節は縁起がいいと結婚式の引出物などによく使われる。ところが最近では、「鰹節が縁起がいい」というだけで、削り節のパックが引出物につく場合が多い。本来は「亀節」でなければ意味がないのだから、残念ながら、本当の意味の縁起担ぎにはなっていない。重さ(大きさ)の定義では、二・五キロ以上が本節で、二・五キロ未満が亀節に選別される。
鰹節には、オス・メスの区別がある?
【出典】![]() |
東京書籍(著:東京雑学研究会) 「 雑学大全2 」 |
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雑学大全2について | ||
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この言葉が収録されている辞典 |
雑学大全2

- 【辞書・辞典名】雑学大全2[link]
- 【出版社】東京書籍
- 【編集委員】東京雑学研究会
- 【書籍版の価格】2,160
- 【収録語数】1,000
- 【発売日】2004年8月
- 【ISBN】978-4487801305