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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
海岸線【かいがんせん】
- アメリカの国土面積は日本の二五倍ほどだ。だが、国土を囲む「海岸線」の長さを比べると、そのアメリカより日本の海岸線のほうが長いという。理由は、日本には島の数が多く、またリアス式海岸や半島、岬など、入り組んだ海岸線がとても多いからである。海上保安庁によれば、一九八七(昭和六二)年の調査で公表した島の数は六八五二島。この数は、島の数が世界第二位のフィリピンとあまり変わらず、日本は世界で第三位の島が多い国なのである。日本という国の特徴といえば、海に囲まれた島国であることが挙げられるが、島の数が多いことも大きな特徴の一つ。その二つの理由から、日本の海岸線は長いのだ。その長さは、総延長約三万三〇〇〇キロ。これに比べて、アメリカの海岸線は総延長一万九九二四キロというから、かなりの差をつけて二五分の一の国土しかない日本がリードしている。また、日本と同じように国土全体を海に囲まれているオーストラリアと比べても、興味深い結果が得られる。オーストラリアは三万六〇〇〇キロと日本より少し海岸線は長いのだが、なんと国土は日本の約二〇倍もある。それなのにたった三〇〇〇キロしか海岸線の長さに差がないのだから、いかに日本が複雑な海岸線に囲まれているかがわかる。地球一周の距離は約四万キロだから、日本の海岸線をまっすぐにするだけで、その八割もの長さになる。世界中の海岸線の長さは約四〇万キロといわれている。国土の面積は小さい日本だが、海岸線に関しては、堂々、世界の八・三パーセントを占めている。
およそ地球一周の八割の長さ!アメリカ大陸にも勝る日本の海岸線
【出典】![]() |
東京書籍(著:東京雑学研究会) 「 雑学大全2 」 |
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この言葉が収録されている辞典 |
雑学大全2

- 【辞書・辞典名】雑学大全2[link]
- 【出版社】東京書籍
- 【編集委員】東京雑学研究会
- 【書籍版の価格】2,160
- 【収録語数】1,000
- 【発売日】2004年8月
- 【ISBN】978-4487801305