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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
貝【かい】
- 貝が生まれたときは、どんな形をしているのだろうか。貝類といっても種類はかなり多いが、たとえばアサリやハマグリなどの二枚貝について調べてみると、どの段階を生まれたときとするかによって違ってくる。私たちに身近な貝類であるアサリやハマグリなどは、生まれたときには殻を持っていない。まず、貝の卵は水中に産み出されて受精する。受精した後の卵は膜で覆われているが、そのままそのなかで分裂を繰り返す。この時期を過ぎると、体表に繊毛のあるトロコフォラ幼生となる。この段階では、まだ貝ではない。殻ができるのは、ベリジャー幼生に変態したときで、この殻ができると卵の膜の外に出てきて、いわゆる「貝」として成長していくのだ。つまり、卵から孵化してからしばらくは、ただ海中をさまよっているだけ。プランクトンのようにぷかぷか浮いていて、変態を繰り返している。その後、海底での生活ができるようになったら着底をして、いわゆる貝の赤ちゃんになるのだ。これに比べて、殻を持って生まれてくる種類もある。その種類は、カタツムリ、ボウシュウボラなどで、卵から孵化したときに、すでに親と同じような形をしているのだ。
生まれたときから殻を持っているの?
【出典】![]() |
東京書籍(著:東京雑学研究会) 「 雑学大全2 」 |
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雑学大全2について | ||
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雑学大全2

- 【辞書・辞典名】雑学大全2[link]
- 【出版社】東京書籍
- 【編集委員】東京雑学研究会
- 【書籍版の価格】2,160
- 【収録語数】1,000
- 【発売日】2004年8月
- 【ISBN】978-4487801305