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ヒトラー②【東京雑学研究会編】
- ヒトラーは誰もが知るナチス党の党首で第三帝国の総統。政治的手腕よりはむしろユダヤ人に対する大量虐殺で名前が知られている。
ヒトラーは第一次世界大戦ではバイエルン軍に従軍して第一級鉄十字賞を授与され、戦後もバイエルン軍に勤務し、兵士に反社会主義的、国粋主義的な政治思想を注入する活動に従事した。
一九一九年にドイツ労働者党(ナチスの前身)に入党し、二一年に党首に任命。やがて一九三三年三月五日の国会選挙でナチス党は六四七議席中二八八議席を獲得し、第一党となった。
ヒトラーは一九三四年以降、党首、政府首領、国家元首の地位を一身に統合し、国防軍の最高指揮官として軍も掌握し、三五年、一般兵役義務を導入することと軍拡政策によって国内の失業問題を解決した。
対外政策ではヨーロッパ東部にドイツ民族の「生存圏」樹立を主張し、オーストリア、チェコスロバキア、ポーランドなどを征服し、それと同時に残虐なユダヤ人虐殺を実行していった。
この独裁者・ヒトラー、実は生前、自分の死ぬ日を占い師に占ってもらっていた。
独裁政治を行っていたヒトラーのこと、常に暗殺などに対する恐怖を心に抱いていたためだろうか。
ヒトラーの問いに対する占い師の答えは、
「閣下の亡くなるのはユダヤ人の祝祭日です」。
その理由は、
「閣下が亡くなればユダヤ人たちがお祝いをすることでしょう。つまりそれがユダヤ人の祝祭日になるのです」
ということだった。
その後、一九四四年七月二〇日にヒトラー暗殺の陰謀があったが奇跡的に助かった。
そして、一九四五年四月二九日、ソ連軍に包囲されたベルリンの首相官邸で一七歳のエヴァ・ブラウンと結婚したが、三〇日にエヴァと自殺した。
ヒトラーは遺言でも反ユダヤ主義と「生存圏」の必要を強調していたが、現在のところ、ヒトラーの命日の四月二九日がユダヤ人たちの祝日になったという話は伝えられていない。
§ヒトラーは、自分の死ぬ日を占っていた
【出典】![]() |
東京書籍(著:東京雑学研究会) 「 雑学大全 」 |
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雑学大全

- 【辞書・辞典名】雑学大全[link]
- 【出版社】東京書籍
- 【編集委員】東京雑学研究会
- 【書籍版の価格】2,160
- 【収録語数】1,000
- 【発売日】2004年8月
- 【ISBN】978-4487799473