見出し語 全文検索 [ランダム検索]

  • 今日のこよみ
    ・2019年(平成31年/)
    ・12月(師走/December)
    ・19日
    ・木(Thursday)
    ・二十四節気
    ┣「大雪」から12日
    ┗「冬至」まで3日
    先負
    ・十支:(かのえ)
    ・十二支:(とら)
    月齢:22
    月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
気づいた点・不具合・要望など、何でもひとことくださいませ



※返信が必要な場合は問い合わせフォームへお願いします 送信

 相撲①【東京雑学研究会編】


§大相撲の世界のことを「角界」というのはなぜか?



相撲は芝居とならび、江戸庶民の二大娯楽と言われるほど盛んであった。はじめて横綱の免許を与えられたのが、寛政期(一七八九~一八〇一)の谷風梶之助と小野川喜三郎であった。また、身長一九七センチ、体重一六九キロという巨漢大関、雷電為右衛門も現れ、江戸中が沸き立った。
「すもう」は、今日では「相撲」と書くのが普通である。しかし、昔は、「角力」と書かれることが多かったという。明治の中頃「東京大角力協会」が発足。大正の末に「財団法人大日本相撲協会」(現・日本相撲協会)が設立された際、「角力」から「相撲」に改められた。というのは、「角力」という字はあまりにも動物的であるというので「相撲」にしたという説がある。
「角力」、「相撲」どちらも中国の古い文献にでてくる漢語である。「角力」は、力比べをして勝敗を争うこと(「角」は、力比べをする意)を意味する。それと同じ意味で、「角てい」という語も使われた。「相撲」は、互いに殴りあうという意味で、力持ちを集めて、素手で組み合わせ、力の優劣を競わせる遊戯のことであった。
日本語の「すもう」は「すまふ」(負けまいとして相手と張り合う意)という動詞から出た言葉で、それに漢語の「角力」や「相撲」が当てられた。その中でも「角力」がよく使われたので、相撲の世界のことを「角界」と呼び、相撲好きの人を「好角家」と呼んで、今日にいたっている。
ちなみに、相撲取りを「力士」というが、これも中国の古い文献にある語で「力の強い男」の意である。「関取」は、江戸時代には大関の異称であったが、今日では、幕内および十両力士の敬称である。
相撲界では、十両に昇進すると紋服を着用でき、大銀杏を結うこともできる。やっと、一人前として認められるのである。「朝青龍関」とか「千代大海関」というように、「~関」は「関取」の略である。

【出典】 東京書籍(著:東京雑学研究会)
雑学大全

JLogosエディター

JLogos編集部

JLogos編集部です。…>>続き

キュレーターページ(外部)

まとめ一覧

プロフィールを見る

プロフィールを閉じる


  • 12670512
    0
    しおり
  •      
  •      



▼お隣キーワード:相撲②  相撲③  スミレ  スポーツドリンク  

   


  1. 雑学大全>趣味>スポーツ    >    相撲①
  1. ◆「相撲①」の関連ワード

  2. 相撲②

  3. 相撲③

  4. スミレ

  5. スポーツドリンク


A D

雑学大全について
“働きバチは1日6時間しか働かない”,“下手な医者をなぜ「ヤブ」と呼ぶのか?”,“『浦島太郎』のカメはオスかメスか?”……のような知的好奇心そそる雑学の集大成。なんと全1000項目!!
この言葉が収録されている辞典

 雑学大全


  • 【辞書・辞典名】雑学大全[link]
  • 【出版社】東京書籍
  • 【編集委員】東京雑学研究会
  • 【書籍版の価格】2,160
  • 【収録語数】1,000
  • 【発売日】2004年8月
  • 【ISBN】978-4487799473










この書籍の関連アプリ

 アプリ


雑学大全

雑学大全

  • 定価:480
  • 「働きバチは1日6時間しか働かない」...>>続く
App store


雑学大全

雑学大全

  • 定価:480
  • 「働きバチは1日6時間しか働かない」...>>続く
Google Play

関連辞典
雑学大全 雑学大全 雑学大全 雑学大全