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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
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・19日
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月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
悪女②【東京雑学研究会編】
- 日本にも、楊貴妃や西施ほどの美女だったかどうかは別にして、政治に深くかかわって悪女と評される歴史上の人物は少なくない。
鎌倉時代に尼将軍といわれた北条政子は、夫の源頼朝なきあと、跡をついだ息子の嫁の実家が力をつけていくのを防ぎ、その息子が死んで源家の将軍は絶えたものの、実家の北条家に執権として権力を握らせることに成功した張本人である。
春日局もまた、政治に深くかかわって政局を左右するほどの力を発揮した女性として記録される。謀反人の汚名を着た明智光秀の重臣の娘だったが、大奥に出仕して幼少時の徳川家光の乳母になったことで権力を握る。家光がその弟と三代将軍の座を争ったとき、家康に直訴して後継者問題に決着をつけたことで、家光の絶大な信頼を得たのだ。
大奥で権力をふるったばかりか、政治の表舞台にも口出しすることがあり、将軍の座に就くときの最大の味方だった春日局に対しては、家光は抵抗も反抗もできなかったことだろう。
なお、彼女ら二人に加えて、室町時代の日野富子が挙げられることもあるが、偶然とはいえNHKが大河ドラマで三人をヒロインにしたドラマを制作している。
§日本史上の三大悪女とは?
【出典】![]() |
東京書籍(著:東京雑学研究会) 「 雑学大全 」 |
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雑学大全

- 【辞書・辞典名】雑学大全[link]
- 【出版社】東京書籍
- 【編集委員】東京雑学研究会
- 【書籍版の価格】2,160
- 【収録語数】1,000
- 【発売日】2004年8月
- 【ISBN】978-4487799473