-
今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
アイラ
- 潮の香りとピート香がアイラの個性
スコットランド西岸沖、ヘブリディーズ諸島の最南端にある島。ほとんどの蒸溜所が海辺に建ち、熟成する際に潮や海藻などの香りが加わるのでヨード香がある。また、ピートが豊富に採れることから使用量が多く、ピート香が強烈でスモーキーなモルトが造られている。近年のピートがきいたモルトのブームにのって、世界中で脚光を浴びている。シングルモルトとしての人気に加え、ブレンデッド・ウイスキーに欠かせないアクセントとしてのアイラ・モルトの存在も大きい。
南部は強烈、北部は穏やかな味わい
島には全部で8カ所の蒸溜所がある。南部にあるカリラ、アードベッグ、ラガヴーリン、ラフロイグは、ピート香が強烈で通好みの味わい。北部のブナハーブンとブルイックラディは、比較的ピートが軽く飲みやすい。ボウモアは、アイラ島最古の蒸溜所。南部と北部の中間的な味わいで初心者にも受け入れやすい。西部のキルホーマンは唯一、海辺から1kmほど内陸にあり、ピート香が強い個性的なタイプ。2005年に新設され、今後が注目される。ちなみに、それまで一番新しいアイラは1881年創業のブルイックラディだった。
【出典】![]() |
東京書籍(著:上田 和男) 「 洋酒手帳 」 |
A D |
洋酒手帳について | ||
|
この言葉が収録されている辞典 |
洋酒手帳

- 【辞書・辞典名】洋酒手帳[link]
- 【出版社】東京書籍
- 【編集委員】上田 和男
- 【書籍版の価格】1,512
- 【収録語数】192
- 【発売日】2011年7月
- 【ISBN】978-4487804528