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日本最北端の国道はどこを走っているか?



国道の全長は約六万km(高速道路を含む)。道路全体の五%を占めるにすぎないとはいえ、陸上交通ライバルでもある鉄道の延長距離の二倍以上もの長さがあるのだ。鉄道がこの先どんなに頑張っても、国道の延長距離を抜くことはまずできないといっていい。何しろ、国道は日本の隅から隅まで、はたまた離島に至るまで張り巡らされているのだから。
これは、道路は鉄道に比べ、建設費が安いからだということも当然いえるが、それだけ日本の経済活動にとっては重要な役割を担っているのだということもいえるのだ。
日本最北端の国道は、網走市稚内市を結ぶ国道二三八号で、日本最北端の地として有名な宗谷岬がルート上にある(北緯四五度三一分)。
日本最東端の国道も北海道にあることは誰にでもわかるだろう。釧路市根室市を結ぶ国道四四号で、根室市の中心地に国道最東端の地点がある(東経一四五度三五分)。この地点から直線距離で約一二kmのところに、日本本土最東端の地として知られている納沙布(のさっぷ)岬がある。
国道の最南端は、九州本土から一〇〇〇km近くも離れた八重山諸島の石垣島にある。国道三九〇号で、石垣市の中心地(北緯二四度二〇分、東経一二四度九分)が、日本最南端の国道である。国道の最西端の地点も、ほぼ同じ位置にある。
これからみても、国道が日本の果てから果てまで、実にきめ細かく張り巡らされていることがわかろうというものだ。だが、離島で国道の通じているのはごく一部にすぎず、淡路島や天草など、橋で陸続きになっている島を除けば、佐渡島、隠岐、対馬、壱岐、五島列島、種子島、奄美大島、沖縄島、宮古島、石垣島くらいのもので、大部分の島には国道はないのである。

【出典】 日本実業出版社(著:浅井 建爾)
道と路がわかる事典

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道と路がわかる事典について
"道を切り口に日本を旅する楽しみに出会う本。身の回りの生活道路の不思議から、古道の歴史、国道や高速道路、橋やトンネル、乗り物まで""道と路""に関する知識が満載。"
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  • 【辞書・辞典名】道と路がわかる事典[link]
  • 【出版社】日本実業出版社
  • 【編集委員】浅井 建爾
  • 【書籍版の価格】1,620
  • 【収録語数】255
  • 【発売日】2001年11月
  • 【ISBN】978-4534033154










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