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    ・二十四節気
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    先負
    ・十支:(かのえ)
    ・十二支:(とら)
    月齢:22
    月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
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 「知る・分かる」に関する故事・成語・ことわざ



[息(いき)の臭(くさ)きは主知(ぬしし)らず]自分の口臭には気がつかないように、自分の欠点は分からないものだということ。《類》「我(わ)が身(み)の臭(くさ)さ我知(われし)らず」
[一知半解(いっちはんかい)]一つの知識しかないのに、その半分も理解していないの意から、浅はかな知識しかもっていないこと。
[井(い)の中(なか)の蛙大海(かわずたいかい)を知(し)らず]井戸の中にすむカエルは、外に広大な海があるのを知らないの意で、自分のみの狭い知識や見聞に固執して、それがすべてであると思い込んでいる狭量なことのたとえ。
[易者身(えきしゃみ)の上知(うえし)らず]他人の運勢を占う易者も自分のことは分からないように、自分のことには正しい判断ができないということ。
[温故知新(おんこちしん)]『論語』の中の孔子の言葉で、過去の事実や伝統を学んで、新しい知識や理論を見つけること。「故(ふる)きを温(たず)ねて新(あたら)しきを知(し)る」ともいう。
[彼(かれ)を知(し)り己(おのれ)を知(し)れば百戦殆(ひゃくせんあやう)からず]敵と味方のことを十分に知っていれば何度戦っても負けることはない。出典は『孫子』。
[知(し)って知(し)らざれ]よく知っていることでも、むやみに知ったふりをしない方が奥ゆかしいということ。
[知(し)らざるを知(し)らずと為(な)せ是知(これし)るなり]知らないことは知らないと正直に言うのが真に知ることにつながるのであって、実際は知らないのに知っているふりをしていたのでは学問も知識も上達しないという教え。出典は『論語』。
[知(し)らぬが仏見(ほとけみ)ぬが秘事(ひじ)]知らないでいればすむことなのに、秘密を知りたいと思うのが人の常で、知ってしまえば興ざめすることが多い。何事も知らない見ないにこしたことはないということ。《類》「知(し)らぬが仏(ほとけ)
[知(し)らぬは亭主(ていしゅ)ばかりなり]女房の浮気を世間では皆知っていて、知らないのはその亭主だけだの意で、亭主の間抜けぶりをやゆしたもの。当事者のうかつさをいうこともある。
[知(し)る者(もの)は言(い)わず言(い)う者(もの)は知(し)らず]物事をよく知っている人は、その知識を軽々しく口に出さないが、よく知らない人に限って知ったかぶりをしておしゃべりをする。出典は『老子』。
[世間知(せけんし)らずの高枕(たかまくら)]世の中を知ろうとしない者は安眠することから、世間の事情にうとく、のんきなことのたとえ。
[全知全能(ぜんちぜんのう)]どんなことでもよく分かり、行うことができる能力のこと。
[足(た)ることを知(し)る]人間の欲望にはきりがないので、自分の能力や環境を考えて分相応のところで満足することが大切であるということ。出典は『老子』。
[天知(てんし)る地知(ちし)る我知(われし)る人知(ひとし)る]誰も知らないと思ってしたことでも、天地の神々が知っているし、自分も相手も知っている。不正や悪事は必ず露見するものだということ。出典は『後漢書(ごかんじょ)』。
[博覧強記(はくらんきょうき)]広く書物を読み、物事を覚えていること。知識が豊かなこと。
[恥(はじ)を知(し)らねば恥(はじ)かかず]恥を恥と感じない者はどんなに恥ずかしいことをしても平気でいるから、恥を知らないことこそ本当の恥であるということ。

【出典】 あすとろ出版(著:現代言語研究会)
日本語使いさばき辞典

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日本語使いさばき辞典について
日本語を具体的な意味・内容から引くことができる辞典。日常的によく使う125の基本語から縁戚語彙を状態・種別・形態・程度・その他のグループに分類し解説。和語・漢語から作歌にに役立つ基礎古語・歌語まで約740語を収録。また擬音、擬態語、慣用句、故事、成語、ことわざ等も掲載し豊かな日本語を再確認することができる。
この言葉が収録されている辞典

 日本語つかいさばき辞典


  • 【辞書・辞典名】日本語つかいさばき辞典[link]
  • 【出版社】あすとろ出版
  • 【編集委員】現代言語研究会
  • 【書籍版の価格】3,024
  • 【収録語数】740
  • 【発売日】1997年9月
  • 【ISBN】978-4755508288










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