-
今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
正しく見るためには二度見よ美しく見るためには一度しか見るな
- 【名言名句】
正しく見るために
は二度見よ美しく見るためには一度しか見るな
【解説】
一度見てわからなかったこと、見えていなかったことが、二度見ることによって見えてくるものである。物事を正しく判断するためには、二度見る、つまり「見返す」という態度が必要である。念を入れて見る、別の角度から眺める、という態度が「見返し」である。
しかし、正を見るためには、不正をも見なければならない。不正とは美しくないことだ。だから美しくないものを見ないためには、「見返す」ことはない、という。美しくないものを見ない、という人生のあり方も、一面では幸せなことかもしれない。
【作者】アミエル
【生没年】1821~81
【職業】スイスの思想家
【出典】『日記』
【参考】アミエルは多くの著作を刊行しており、大学で哲学も教えた。『日記』はアミエルの死後発見され刊行されたが、一七〇〇ページにものぼり、ヨーロッパの作家たちに大きな影響を与えた。
【出典】![]() |
あすとろ出版(著:現代言語研究会) 「 名言名句の辞典 」 |
▼お隣キーワード:同じように危険な行き過ぎが二つある理性を直ちに否定することと理性の他は何も認めないことと 物事は両面からみるそれでは平凡な答えが出るにすぎず智恵は湧いてこないいまひとつ、とんでもない角.. 心の中にある絵をしばらくの間逆さまに懸けてみるのは常にいいことだ 自由と我儘との界は他人の妨げをなすとなさざるとの間にあり
A D |
名言名句の辞典について | ||
|
この言葉が収録されている辞典 |
名言名句の辞典

- 【辞書・辞典名】名言名句の辞典[link]
- 【出版社】あすとろ出版
- 【編集委員】現代言語研究会
- 【書籍版の価格】1,728
- 【収録語数】700
- 【発売日】2008年4月
- 【ISBN】978-4755508141