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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
女が一たんおのれの偽装を剥がれたと思う男にはもはや心おきなくまた、逃さじと心を相手に身を捨てて心
- 【名言名句】
女が一たんおのれ
の偽装を剥がれたと思う男にはもはや心おきなくまた、逃さじと心を相手に身を捨てて心を通わしてゆくものでありますそうされて憎く思う男はまあ少ないでございましょう
【解説】
恋愛中は男も女も、自分の本当の姿はお互いに見せないものだ。相手に少しでも自分をよく見せようと、心も体も偽装するのだ。とくに女性は、その傾向が強いであろう。
いったんお互いにその偽装が必要のない関係に発展したとき、女性は安心して男性に激しく傾斜してゆく。男性もまた、相手を獲得したという満足感と安堵感に満たされるのであろう。恋の完成の一つのタイプか。
【作者】岡本かの子
【生没年】1889~1939
【職業】作家
【出典】『生々流転』
【参考】岡本かの子は画家岡本太郎の母。芥川龍之介をモデルにした小説「鶴は病みき」で作家としてデビューする。「生々流転」は岡本の代表作である。
【出典】![]() |
あすとろ出版(著:現代言語研究会) 「 名言名句の辞典 」 |
▼お隣キーワード:おんなが付属品をだんだん棄てるとどうしてこんなにきれいになるのか 女性は感情動物なれば愛するよりも愛せらるゝが故に愛すること多きなり 美しい女にはやがて飽きがくる善良な女には永久に飽きはこない すべて女はやはらかに、心美しきなんよき人
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名言名句の辞典について | ||
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名言名句の辞典

- 【辞書・辞典名】名言名句の辞典[link]
- 【出版社】あすとろ出版
- 【編集委員】現代言語研究会
- 【書籍版の価格】1,728
- 【収録語数】700
- 【発売日】2008年4月
- 【ISBN】978-4755508141