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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
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月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
この世は無常迅速というてあるその無常の感じは若くてもわかるが迅速の感じは老年にならぬとわからぬら
- 【名言名句】
この世は無常迅速
というてあるその無常の感じは若くてもわかるが迅速の感じは老年にならぬとわからぬらしい
【解説】
「無常」は青年の時代においても、いろいろな形で体験することがあるので理解しやすくても、この世の移り変わり、自分自身の変化が「迅速」であることは、実際に年をとってみなければ感じとることができない、ということである。
青年時代は自分自身も躍動していて、世の流れ、自分自身の変化についていくことができるのであるが、老齢化すると、あらゆることにおきざりにされる。その変化の速さに、また無常を感じるのである。
【作者】倉田百三
【生没年】1891~1943
【職業】劇作家
【出典】『出家とその弟子』
【出典】![]() |
あすとろ出版(著:現代言語研究会) 「 名言名句の辞典 」 |
▼お隣キーワード:来世は待つべからず、往世は追うべからず ゆく川の流れは絶えずしてしかも、もとの水にあらず 花の色はうつりにけりないたづらにわが身世にふる眺めせしまに 明日ありと思ふ心のあだ桜夜半に嵐の吹かぬものかは
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名言名句の辞典について | ||
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名言名句の辞典

- 【辞書・辞典名】名言名句の辞典[link]
- 【出版社】あすとろ出版
- 【編集委員】現代言語研究会
- 【書籍版の価格】1,728
- 【収録語数】700
- 【発売日】2008年4月
- 【ISBN】978-4755508141