-
今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
幽玄【ゆうげん】
- 【1】奥深く、微妙ではかりしれないこと。情趣に富んで味わいが深いこと。【2】表現のそとに無限にひろがる情趣・余情。日本の中世のあらゆる文芸美の基本的理念。{参考}もと中国の老荘・仏教用語で、よく見えぬ暗さ、かすかさ、はかりがたさ、などの意。平安後期、藤原俊成(ふじわらのとしなり)が歌合わせの判詞に、優艶(ゆうえん)であって奥深く微妙な美を幽玄と呼んでから、和歌の最高理念とされた。鴨長明(かものちようめい)は「無名抄(むみようしよう)」で「詞(ことば)に現れぬ余情(よせい)」といった。藤原定家(ふじわらのさだいえ)・二条良基(にじようよしもと)・世阿弥(ぜあみ)・正徹(しようてつ)など、歌論・連歌論・能楽論などに用いられ、複合的妖艶(ようえん)美の意や脱俗的平淡美の意など、微妙な差はあるが、中世文化の基本理念となった。
名・形動
【出典】![]() |
ベネッセコーポレーション(著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄) 「 福武国語辞典 」 |
A D |
福武国語辞典について | ||
|
この言葉が収録されている辞典 |
ベネッセ国語辞典 電子特別編集版

- 【辞書・辞典名】ベネッセ国語辞典 電子特別編集版[link]
- 【出版社】ベネッセ
- 【編集委員】樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄
- 【書籍版の価格】2,571
- 【収録語数】60,000
- 【発売日】-
- 【ISBN】-