-
今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
自然主義【しぜんしゅぎ】
- 【1】〔哲〕自然以外には実在を認めず、精神をも自然の産物とし、科学的方法で説明しようとする立場。【2】〔倫理〕「善い」「正しい」などの道徳的価値を、人間の本能、欲望、素質などの自然的要素にもとづいて説明しようとする立場。【3】〔文学〕【ア】生物学的な目で社会的事実を見ようとする文学上の立場。【イ】人間の生活を苦悩に耐えて直視し、性格・心理をありのままに描こうとする文学上の立場。{参考}【3】の【ア】は十九世紀フランスのゾラたちの考え方。人間を遺伝と環境に支配されるものと見、科学的に認識しようとした。【3】の【イ】は、明治後期に書かれた田山花袋(たやまかたい)「蒲団(ふとん)」、島崎藤村(しまざきとうそん)「破戒(はかい)」をはじめとする自然主義文学の考え方。日本の自然主義は、無解決、無理想の方向に進んでいき、やがて私小説の盛行をみた。ほか、代表作家に岩野泡鳴(いわのほうめい)・島村抱月(しまむらほうげつ)・徳田秋声(とくだしゆうせい)・正宗白鳥(まさむねはくちよう)らがいる。↓私小説・心境小説・写実主義
【出典】![]() |
ベネッセコーポレーション(著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄) 「 福武国語辞典 」 |
A D |
福武国語辞典について | ||
|
この言葉が収録されている辞典 |
ベネッセ国語辞典 電子特別編集版

- 【辞書・辞典名】ベネッセ国語辞典 電子特別編集版[link]
- 【出版社】ベネッセ
- 【編集委員】樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄
- 【書籍版の価格】2,571
- 【収録語数】60,000
- 【発売日】-
- 【ISBN】-