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 ロンドン五輪



(概要)
 2012年7月27日~8月12日、英ロンドンで行われた夏のオリンピック。近代夏季五輪としては30回目の記念大会で、1908年の第4回、1948年の第14回に続く3度目で、同一都市では最多開催となる(日本は第4回まで不参加で、第14回は敗戦国として招待されず、ロンドンでの五輪は初参加)。204の国・地域から約1万人の選手が出場、一部のイスラム諸国で認められていなかった女性選手派遣も実現し、国際オリンピック委員会(IOC)に加盟する全ての国・地域から女性が参加する初の大会でもあった。日本の選手団は293人。獲得したメダル数は金7、銀14、同17の計38で、過去最多だった04年のアテネ五輪の37を上回った。

(解説)
 連日のメダルラッシュに日本中が沸いたロンドン五輪。特徴的なのが、女性アスリート目覚ましい活躍だった。日本の“お家芸”柔道では、男子が全階級で初めてメダルを逃す不振に陥ったが、女子57キロの松本薫が日本勢の全種目を通じて大会初となる金を獲得。レスリングは63キロ級の伊調馨、55キロ級の吉田沙保里がアテネ、北京に続く3連覇を遂げ、48キロ級は小原日登美が初出場で制した。また、卓球団体(石川佳純、福原愛、平野早矢香)は、バドミントンダブルス(藤井瑞希、垣岩令佳)はそれぞれの競技で日本勢初のメダルとなる銀、アーチェリー団体(早川漣、蟹江美貴、川中香緖里)も銅と躍進した。

 そして日本女性陣の代表的存在となったサッカー女子代表「なでしこジャパン」。惜しくも決勝で米国に敗れたものの、日本の五輪サッカーで過去最高の銀を獲得。五輪終盤にはバレーボール女子代表が、韓国との3位決定戦を制して28年ぶりのメダルを獲得し、「東洋の魔女」復活を印象付けた。女性アスリートの活躍の背景には、「男子より女子の方が薄く、女子の強化がメダル増に結び付きやすいという戦略」(12年8月12日読売新聞社説)もあり、日本オリンピック委員会(JOC)や各競技団体が勧めてきた強化策が、一定の成果を出した。

 一方、ロンドン五輪での日本勢の活躍は2020年の東京五輪招致にも影響を与えそうだ。大会閉幕間際、IOCが陸上男子ハンマー投げの室伏広治が立候補していた選手委員選挙の当選無効を決定したことが招致レースに「大きな痛手」(12年8月12日産経新聞)となったのは確かだが、ライバルのスペイン(マドリード)は経済危機に瀕しており、トルコ(イスタンブール)はメダル獲得数が5と低迷。13年9月の開催地決定は、メダルの数が直結はしないものの、日本選手の活躍で東京招致の機運が盛り上がれば、ライバルに大きく見劣りしていた国内支持率の向上につながる可能性がある。

【出典】 Ea,Inc.(著:JLogos編集部)
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