見出し語 全文検索 [ランダム検索]

  • 今日のこよみ
    ・2019年(平成31年/)
    ・12月(師走/December)
    ・19日
    ・木(Thursday)
    ・二十四節気
    ┣「大雪」から12日
    ┗「冬至」まで3日
    先負
    ・十支:(かのえ)
    ・十二支:(とら)
    月齢:22
    月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
気づいた点・不具合・要望など、何でもひとことくださいませ



※返信が必要な場合は問い合わせフォームへお願いします 送信

 メルセデス【めるせです】


その名は、オーストリア・ハンガリー帝国領事の令嬢から



メルセデス」といえば、誰もが「メルセデス・ベンツ」を思い浮かべるが、もともとは女性の名前で、スペイン語で「神のご加護」という意味の言葉である。なぜ女性の名前が車のブランド名になったのかといえば、それは、車が発明されて自動車産業が産声を上げた頃までさかのぼる。生まれたばかりの自動車は、最高時速がまだ二〇キロだったため、性能を上げるために研究と開発が続けられていた。オーストリア・ハンガリー帝国領事のエミール・イエリネックは、発明されて開発がはじまったばかりの自動車に魅了され、同時に開催されたレースにも積極的に参加していた。そのイエリネック新しいレーシングカーダイムラー社に依頼したときに、開発された車を三五台購入するのと引き換えに、ヨーロッパやアメリカでの販売権と新しいブランドネームの使用を提案したのである。その新しいブランドネームが、彼の娘の名前であり、自身がレースに出場するときに使っていた「メルセデス」だった。彼の主張は「好きになってもらい愛してもらうには、クルマは女性の名前でなければならない」というものだった。そのときに開発されたメルセデス35PSのおかげで、メルセデスの名は世界に広まり、やがてダイムラー社の自動車ブランドとなるのである。なお、一九二六年、ダイムラー・モトーレン社とベンツ&カンパニーは合併し、ダイムラー・ベンツ株式会社が誕生する。

【出典】 東京書籍(著:東京雑学研究会)
雑学大全2

JLogosエディター

JLogos編集部

JLogos編集部です。…>>続き

キュレーターページ(外部)

まとめ一覧

プロフィールを見る

プロフィールを閉じる


  • 14820895
    0
    しおり
  •      
  •      



▼お隣キーワード:メンソール  メンデル  目ヤニ  メダカ②  

   


  1. 雑学大全2>社会>企業    >    メルセデス
  1. ◆「メルセデス」の関連ワード

  2. メンソール

  3. メンデル

  4. 目ヤニ

  5. メダカ②


A D

雑学大全2について
浜の真砂は尽きるとも,世に雑学の種は尽きまじ。新たな1000項目で帰ってきた,知的好奇心をそそる雑学の集大成第2弾。
この言葉が収録されている辞典

 雑学大全2


  • 【辞書・辞典名】雑学大全2[link]
  • 【出版社】東京書籍
  • 【編集委員】東京雑学研究会
  • 【書籍版の価格】2,160
  • 【収録語数】1,000
  • 【発売日】2004年8月
  • 【ISBN】978-4487801305










この書籍の関連アプリ

 アプリ


雑学大全2

雑学大全2

  • 定価:480
  • 浜の真砂は尽きるとも,世に雑学の種は...>>続く
App store


雑学大全2

雑学大全2

  • 定価:480
  • 浜の真砂は尽きるとも,世に雑学の種は...>>続く
Google Play

関連辞典
雑学大全2 雑学大全2 雑学大全2 雑学大全2