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 フィラメント【ふぃらめんと】


エジソンの電球に多大なる貢献をした京都の孟宗竹



アメリカを代表する発明家・エジソン。印字電信機、電話機蓄音機、映写機など彼が発明したものをあげればきりがなく、取得した特許の数は二一〇〇を超える。そんな彼の最大の発明の一つといえるのが、白熱電球である。彼が炭素フィラメント発熱電球を発明したのは一八七九年、三二歳のときだった。彼が注目したのは、電球の発熱・発光部分であるフィラメントの材質だった。様々な材質を試した結果、炭素にたどりつくが、木綿糸を焼いて炭素化して発光させたものでは点灯時間に限界があり、耐久性に問題が残ってしまった。そこでエジソンは、耐久性の元を探り出す。そしてそれは繊維の強さで決まるのではないかと考えつき、木綿よりはるかに強い繊維を持つ竹を炭化したところ、問題は見事に解決した。それからは、より耐久性のあるフィラメントをつくるため、より繊維の強い竹探しがはじまった。東南アジア、日本、中国から選りすぐりの竹を一二〇〇種類も集めたという。そのなかで最も耐久性の強かったのが、日本の孟宗竹だったという。京都の石清水八幡宮の境内にある竹林から切り出されたもので、その竹を蒸し焼きにしてつくられたフィラメントは一〇〇〇時間以上点灯し続け、世界初の実用電灯となった。それから一〇年以上、エジソンはその孟宗竹を彼の電球のフィラメントとして使い続けたという。現在、石清水八幡宮のある京都府八幡市の駅前の商店街は、通称「エジソン通り」と呼ばれ、小さいながらエジソン記念碑も建っている。この地の竹がなかったら、エジソンの功績のなかに、炭素フィラメント発熱電球の実用化という栄誉もなかったかもしれない。

【出典】 東京書籍(著:東京雑学研究会)
雑学大全2

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雑学大全2について
浜の真砂は尽きるとも,世に雑学の種は尽きまじ。新たな1000項目で帰ってきた,知的好奇心をそそる雑学の集大成第2弾。
この言葉が収録されている辞典

 雑学大全2


  • 【辞書・辞典名】雑学大全2[link]
  • 【出版社】東京書籍
  • 【編集委員】東京雑学研究会
  • 【書籍版の価格】2,160
  • 【収録語数】1,000
  • 【発売日】2004年8月
  • 【ISBN】978-4487801305










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