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 般若心経【はんにゃしんきょう】


原典には「般若心経」というタイトルはなかった!?



日々のお勤めに、死者や祖先の供養のために、あるいは願をかけたりと人々によって読み継がれてきた『般若心経』。もともとは、『西遊記』で有名な唐の玄奘(三蔵法師)、がインドからサンスクリット語で書かれた原典を持ち帰り、漢訳したものである。訳出したのは唐の貞観二三(六四九)年五月と伝えられている。サンスクリット語の原典は三世紀頃には成立していたろうと推測されているが、実は原典にはタイトルがない。インドの書物には、しばしば首題をつけずに最後に「以上○○で終わる」と締めくくる場合がある。これを尾題ともいい、しいていえばこの○○がタイトルだ。『般若心経』の場合も原典には首題がなく、最後に「以上で、プラジュニャー・パーラミター・フリダヤ、終わる」と記されている。この尾題を玄奘は「般若波羅蜜多心経」と訳している。漢訳経典の場合、首題がないと格好がつかないので、玄奘はこれを首題に用いることにしたのだろう。よって、原典にはタイトルがないというよりも、首題が置かれていないだけということになる。ここで注意すべきは、原典の尾題に「経」という語がないことだ。玄奘が「般若波羅蜜多心」だけではおさまりがつかないので「経」をつけてたのだろうと思われる。ちなみに、一般に聖人の語録を「経」という。この漢字を「きょう」と読めば仏教の典籍(釈迦の教えの記録)のことをいい、「けい」と読めば中国の儒学の典籍をさす。さて、『般若心経』がわが国に伝わった時期は定かではないが、入唐して玄奘に師事し、六六〇年に帰国した道昭が持ち帰った可能性が高いようだ。『般若心経』といえば玄奘訳をさすが、昔から読誦(お経と唱えること)や写経(お経を書き写すこと)に用いられてきたものは、玄奘訳に基づく流布本」と呼ばれるものだ。これらの違いの一つは、玄奘訳には経題の後に「唐三蔵法師玄奘訳」と翻訳者名が入っているのに対し、流布本ではそれが省かれている。二つめは、本文中の「遠離一切」の部分で、流布本には「一切」の二文字が入っているのだが、玄奘訳にはそれがない。一般に『般若心経』二六二文字の「経」という場合、それは流布本の本文の総字数をさしている。玄奘訳の本文の総字数は二六〇字である。なお、流布本における尾題、ないし首題は「般若心経」となっている。

【出典】 東京書籍(著:東京雑学研究会)
雑学大全2

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雑学大全2について
浜の真砂は尽きるとも,世に雑学の種は尽きまじ。新たな1000項目で帰ってきた,知的好奇心をそそる雑学の集大成第2弾。
この言葉が収録されている辞典

 雑学大全2


  • 【辞書・辞典名】雑学大全2[link]
  • 【出版社】東京書籍
  • 【編集委員】東京雑学研究会
  • 【書籍版の価格】2,160
  • 【収録語数】1,000
  • 【発売日】2004年8月
  • 【ISBN】978-4487801305










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