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 東京②【とうきょう】


かつて東京は、「トウケイ」と呼ばれていた



江戸を東京と呼ぶようになったきっかけは、前項でふれた「江戸ヲ称シテ東京ト為スノ詔書(詔)」である。「京」には、皇居がある都市という意味がある。また「都」も同じである。京は日本の都。だから、弥次さん、喜多さんは東海道を京をめざして上っていった。反対に、江戸に運ばれた上方の酒は下り酒といい、高級酒の代名詞だった。しかし、これらは、いずれも江戸時代の話である。新しく都が置かれることになった江戸は、京都から見れば東にある。だから、東の都で東京。名前の由来は単純なものだが、当時は「東京は地名ではなく新造語だ」と批判する向きも多かったらしい。江戸っ子江戸っ子で「将軍様のお膝元」という矜持を持っていたから、明治になったからといって、簡単に気持ちを切り替えるわけにはいかなかったのだろう。当初、「東京」は「トウケイ」とされた。これにともない、京都は「セイケイ」と呼ばれるようになった。いつから「トウケイ」が「トウキョウ」と発音されるようになったかは定かではないが、明治一〇年頃から、徐々に「トウキョウ」の発音が主流になってきたといわれている。もっとも、「トウキョウ」「トウケイ」の発音が入り混じっていた時期が長かったようで、第二次世界大戦後でも「トウケイ」と発音する人もいたようである。

【出典】 東京書籍(著:東京雑学研究会)
雑学大全2

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雑学大全2について
浜の真砂は尽きるとも,世に雑学の種は尽きまじ。新たな1000項目で帰ってきた,知的好奇心をそそる雑学の集大成第2弾。
この言葉が収録されている辞典

 雑学大全2


  • 【辞書・辞典名】雑学大全2[link]
  • 【出版社】東京書籍
  • 【編集委員】東京雑学研究会
  • 【書籍版の価格】2,160
  • 【収録語数】1,000
  • 【発売日】2004年8月
  • 【ISBN】978-4487801305










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