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 漢字【かんじ】


「働」という字は日本でできた独特のもの



漢字といえば中国。いま、私たちが普段目にしている漢字はすべて、海の向こうの中国から渡って来たものだと思い込んではいないだろうか。たとえば、「働く」という漢字がある。これは日本で組み合わせてつくられた会意文字。「人」を表す「?」に「動く」という字をあわせて働くことを意味するようにつくられたのだ。これは国字といって、日本で独自につくられた漢字。「働」以外にもたくさんある。四方を海に囲まれ、魚を多く食するわが国ならではの魚偏の漢字には、かなりの国字が含まれている。「鰯・いわし」「鯲・どじょう」「鱈・たら」「鯒・こち」「鯏・あさり」「鮗・このしろ」などが代表で、そのほかにもまだあるのだ。魚以外の国字は、「躾・しつけ」「凪・なぎ」「凩・こがらし」「笹・ささ」「辻・つじ」「俤・おもかげ」などが挙げられる。一九〇〇年頃からは、これら日本発の漢字が本家の中国や韓国でも公然と使われるようにもなり、中国では、本来は「勞動」のはずの漢字が、一時「勞働」と書かれるようになっていたこともある。だが、数十年前に、「働」が日本の造語であることが広く知られるようになると、当時高まっていた反日感情によって問題視する人が増加して、日本発の漢字は急に肩身が狭くなり、姿を消しているらしい。

【出典】 東京書籍(著:東京雑学研究会)
雑学大全2

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雑学大全2について
浜の真砂は尽きるとも,世に雑学の種は尽きまじ。新たな1000項目で帰ってきた,知的好奇心をそそる雑学の集大成第2弾。
この言葉が収録されている辞典

 雑学大全2


  • 【辞書・辞典名】雑学大全2[link]
  • 【出版社】東京書籍
  • 【編集委員】東京雑学研究会
  • 【書籍版の価格】2,160
  • 【収録語数】1,000
  • 【発売日】2004年8月
  • 【ISBN】978-4487801305










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