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 月【東京雑学研究会編】


§月は地球から徐々に離れていっている!



地球の海は一日に二回、満ち潮になったり引き潮になったりしている。これは月の引力のせいである。月は地球の四分の一程度の大きさしかないので、その引力は太陽に比べれば弱いものではあるが、なにしろ距離が近いので、月に向いた側と反対側での差が大きく、海は潮が満ちたり引いたり大忙し。その海の変化のおかげで、地球は潮汐変形といって少々歪んだ形になっているのである。
この海の潮汐変形のせいで、実は地球の自転速度は少しずつ遅くなっている。つまり月の引力は、地球の自転ブレーキをかけているわけで、そのせいで一日の長さは毎日一億分の二秒ずつ長くなっているのである。
この影響は、もちろん月にも及んでいる。地球の自転の速度が遅くなれば、その分だけ月に回転運動が移り、月の公転速度が高まって軌道が大きくなるのである。軌道が大きくなるということは、月がそれだけ地球から遠ざかるということでもある。
事実、現在の月の位置は地球から平均して三八万四四〇〇キロメートルで、二七日七時間四三分かけて地球の周りを一周しているのだが、今から四〇億年以上前は、月と地球の距離は今より一五万キロメートルも近かったのである。そして、三〇時間で地球を一回りしていたのである。
これだけ月の公転速度が早いと、月は大急ぎで上空を横切って沈んでいたわけで、もしこの時代に誰か住んでいたとしたら、さぞかし落ち着かなかったに違いない。
今も少しずつ地球から遠ざかっている月。その距離は一年間に三センチ程度なので、見た目に影響が出ることはないが、その距離はわずかずつ確実に広がっているのである。その結果、月が今の一・五倍の距離まで離れれば、月の公転周期は地球の公転周期と同じになってしまい、月は地球に対してずっと同じ方向を見せていることになってしまうのだ。
そうなれば、月がずっと見える地域ができるかわりに、全く月が見えない地域も出てくるわけで、月を見たければほかの地域に旅行に出かけなければならない……なんて人も多数出てくることだろう。とはいえ、何一〇億年も先の話なので、まずはご安心を。

【出典】 東京書籍(著:東京雑学研究会)
雑学大全

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“働きバチは1日6時間しか働かない”,“下手な医者をなぜ「ヤブ」と呼ぶのか?”,“『浦島太郎』のカメはオスかメスか?”……のような知的好奇心そそる雑学の集大成。なんと全1000項目!!
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  • 【辞書・辞典名】雑学大全[link]
  • 【出版社】東京書籍
  • 【編集委員】東京雑学研究会
  • 【書籍版の価格】2,160
  • 【収録語数】1,000
  • 【発売日】2004年8月
  • 【ISBN】978-4487799473










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