見出し語 全文検索 [ランダム検索]

  • 今日のこよみ
    ・2019年(平成31年/)
    ・12月(師走/December)
    ・19日
    ・木(Thursday)
    ・二十四節気
    ┣「大雪」から12日
    ┗「冬至」まで3日
    先負
    ・十支:(かのえ)
    ・十二支:(とら)
    月齢:22
    月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
気づいた点・不具合・要望など、何でもひとことくださいませ



※返信が必要な場合は問い合わせフォームへお願いします 送信

 大学ノート【東京雑学研究会編】


§「大学ノート」というが一体どこの大学のノートなの?



どこの文房具店に行っても見かける「大学ノート」。グレーの表紙がつき、中の紙に罫線が引いてある、あのシンプルノートである。
それにしても、なぜ「大学ノート」なのか。小学生が使っても、ビジネスマンが使っても、主婦が利用してもあくまで「大学ノート」である。大学生しか使わないのならともかく、誰もが使うノートになぜこんな名前がついているのか、ちょっと不思議な話である。
この奇妙な名前は、どうもノートの出生に秘密があるようだ。
現在の「大学ノート」の原形を生み出したのは、一八八四(明治一七)年、東京・本郷の東京帝国大学(現・東京大学)前の「まつや」という文房具店だった。ノートは糸で綴じられていて、表紙の色はグレー。中はクリーム紙で、罫が引かれていたというから、現在の形にかなり近いものである。
このノートを「まつや」が製造して売り出したのは、洋行帰りの大学教授に勧められたからだという説があり、大学教授の提案だったから「大学ノート」になったのではないかというのである。
また、その店が大学の前にあったことから、「大学ノート」と名づけて売ったという説もあり、当時、ノートは主に大学で使われていただろうということも理由として考えられる。
また、発売当時のサイズはどうだったかというと、これもはっきりしたことはわからないが、B5サイズだった可能性が高い。というのも、当時の日本では官公庁を中心に、B5サイズが主流として使われていたからである。ここから推察すると、最初に作られたノートもB5サイズだったと考えられる。
ちなみに、小学校用のノートが製造販売されるようになったのは一九〇七(明治四〇)年頃のことで、大阪が最初である。

【出典】 東京書籍(著:東京雑学研究会)
雑学大全

JLogosエディター

JLogos編集部

JLogos編集部です。…>>続き

キュレーターページ(外部)

まとめ一覧

プロフィールを見る

プロフィールを閉じる


  • 12670563
    0
    しおり
  •      
  •      



▼お隣キーワード:退職届け  大統領  耐火金庫  体温  

   


  1. 雑学大全>生活>モノ    >    大学ノート
  1. ◆「大学ノート」の関連ワード

  2. 退職届け

  3. 大統領

  4. 耐火金庫

  5. 体温


A D

雑学大全について
“働きバチは1日6時間しか働かない”,“下手な医者をなぜ「ヤブ」と呼ぶのか?”,“『浦島太郎』のカメはオスかメスか?”……のような知的好奇心そそる雑学の集大成。なんと全1000項目!!
この言葉が収録されている辞典

 雑学大全


  • 【辞書・辞典名】雑学大全[link]
  • 【出版社】東京書籍
  • 【編集委員】東京雑学研究会
  • 【書籍版の価格】2,160
  • 【収録語数】1,000
  • 【発売日】2004年8月
  • 【ISBN】978-4487799473










この書籍の関連アプリ

 アプリ


雑学大全

雑学大全

  • 定価:480
  • 「働きバチは1日6時間しか働かない」...>>続く
App store


雑学大全

雑学大全

  • 定価:480
  • 「働きバチは1日6時間しか働かない」...>>続く
Google Play

関連辞典
雑学大全 雑学大全 雑学大全 雑学大全